Nujabes 設立 tribe x Hypebeast x SURF Music 共同開催サンプリングコンテスト 入賞作 KAZUMURA feat. 巨勢典子, i-COAST『Ephemeral Voice』がリリース
届かない想いと記憶の残響を描く、儚くも温かなサンプリング・ラブソング
Nujabes(ヌジャベス)の創設した「Hydeout Productions(ハイドアウト・プロダクションズ)」のサブレーベル「Tribe(トライブ)」は、ビートメイクとアレンジを軸に活動する音楽クリエイター/ドラマー KAZUMURA(カズムラ)がシンガーのi-COAST(アイ・コースト)を迎えたニューシングル『Ephemeral Voice』を本日6月24日(水)にリリースした。
『Ephemeral Voice』は、「Tribe」x 『Hypebeast』x『SURF Music(サーフ ミュージック)』共同主催による「巨勢典子 “Still I Miss You” サンプリングコンテスト」の優秀作品に選出された楽曲。このコンテストは、Nujabesの名曲『reflection eternal』でサンプリングされた作曲家/ピアニスト・巨勢典子の『I Miss You』の続編『Still I Miss You』をサンプリングソースとして、世界中のクリエイターから新たな楽曲表現を募る企画として2025年10月に開催された。
本作は、『Still I Miss You』の持つ叙情的なピアノメロディを元に、新たな物語として描き直したサンプリング・ラブソング。タイトルが示す“Ephemeral Voice(儚い声)”というイメージの通り、失われた気配や、もう手が届かない存在への想いを、静かに見つめ続けるような哀愁を帯びたサウンドスケープが特徴だ。
KAZUMURAは原曲の持つ切なさや余韻を丁寧に残しながら、現代的なビート感覚と空間的なサウンドデザインを重層的にレイヤード。旋律が抱えている記憶そのものを自身の感性で受け止め直し、新しい時間軸を持つラブソングへと再構築した。そこに重なるi-COASTのボーカルは、過度に感情を押し出すのではなく、あくまで抑制の効いたトーンで、届かない相手への想いを滲ませるように歌い上げる。英語詞のシンプルなフレーズがかえって感情の空白を際立たせ、劇中で紡がれる「I hear voices / and there’s no shape of you」という言葉の通り、声だけが残り、姿はもう見えないという喪失感が、楽曲全体に静かな痛みを与えている。
トラックは滑らかでありながら芯のあるビートを軸に進み、ドラマチックな展開の中で少しずつ感情を高めていく。深夜の静寂にも寄り添いながら、同時にリスナーの心の深い場所にそっと触れてくるような力。記憶、痛み、温もり、余韻──それらが美しく溶け合った、静かな強さを持つ至高の作品へと結実した。
KAZUMURA feat. 巨勢典子, i-COAST『Ephemeral Voice』
レーベル:tribe/Hypetrak
リリース日:2026年6月24日(水)
フォーマット:デジタル・シングル
配信リンク
【Artist Profile】
KAZUMURA
ビートメイクとアレンジを軸に活動する音楽クリエイター/ドラマー。繊細なサウンドメイクと空間的なアレンジ感覚を武器に、R&B、Lo-Fi、オーガニックなポップス、ビートミュージックを横断しながら、感情の機微を丁寧にすくい上げる作品を世に送り出す。特に、サンプリングソースの持つ記憶や質感を損なわずに現代的な音像へと昇華するアプローチに長けており、音の隙間や余白を活かしたプロダクションに独自の美意識が宿る。i-COAST作品のビートメイク/アレンジにも関わり、柔らかな温度感と重心の低いグルーヴを共存させる手腕で存在感を示している。
i-COAST
海の潤いや癒し、そして海を越えて音楽を届けたいという想いを名前に込めたシンガーソングライター。R&Bを軸にしながら、Afrobeats、オーガニック・ポップ、チルなビートミュージックの要素も取り込み、伸びやかで艶のあるボーカルと、親密な空気感を併せ持つ表現で注目を集めている。その歌声には、スムースさと感情の陰影が同居しており、恋愛感情や孤独、揺らぎといった繊細なテーマを自然体で描き出すのが魅力。楽曲ごとに異なる表情を見せながらも、一貫して“聴く人の心にそっと寄り添う”温度感を持っている。
巨勢典子
作曲家・ピアニスト。Nujabes『reflection eternal』にて自身の楽曲『I Miss You』がサンプリングされたことで世界的に注目を浴びる。以降、国内外の音楽シーンと映像作品で幅広く活動。
NHKスペシャル「絶滅から救えるか 伝説のアムールヒョウ」音楽制作
映画『私の叙情的な時代』(任書劍監督)音楽制作(ぴあフィルムフェスティバル技術賞・企画賞受賞)
NHK「ニッポンの里山」「足元の小宇宙」楽曲参加(放送文化基金賞最優秀賞)
映画『花のあとさき』音楽制作(キネマ旬報文化映画賞受賞)
NHKスペシャル「新映像詩 里山」音楽制作(AIB国際メディアコンクール最優秀賞、ABU賞、ルミエール・ジャパン・アワード最優秀賞など多数受賞)
2024年、ヒプノシスマイク「fling posse」に谷川俊太郎とのコラボ曲『うそ』を提供
25枚目のアルバム『歩み』をリリース
2024〜2025年 Nujabesトリビュートライブツアーに参加
2026年、26枚目のアルバム『軌跡』をリリース






















