エド・デイヴィスが手がける Ecstatic Research がファーストコレクション Environmental Studies を発表
コレクションの着想源は、映画監督・アーティストのデレク・ジャーマンとクリストファー・ナイトという対照的な2人の人物
Kyle Ng(カイル・ウン)と共に〈Brain Dead(ブレイン デッド)〉を牽引してきたEd Davis(エド・デイヴィス)が、新たなアパレルプロジェクト〈Ecstatic Research(エクスタティック リサーチ)〉のファーストコレクション Environmental Studiesを公開した。
本コレクションでは、衣服を単なるプロダクトとしてではなく、記憶や政治性、個人的な物語が交差するメディアとして捉えるエド・デイヴィスの思想を色濃く反映したもの(詳しくは過去のインタビューを)。古い文庫本や抗議運動のフライヤー、VHSテープなど、時間の経過によって新たな意味を獲得したカルチャーアーカイブから着想を得ながら、ノスタルジーと違和感が同居する独自の世界観を構築している。
コレクションの着想源となったのは、映画監督・アーティストのデレク・ジャーマン(Derek Jarman)と、“North Pond Hermit”として知られるクリストファー・ナイト(Christopher Knight)という対照的な2人の人物。なかでもデレク・ジャーマンの遺作である『Blue』に象徴される“青”は、今シーズンを象徴するキーカラーとして登場。慰めや痛み、瞑想性といった複数の感情を宿したさまざまなブルートーンがコレクション全体を貫いている。
一方でクリストファー・ナイトは、現代社会への静かな抵抗の象徴として取り上げられる。数十年にわたり社会から距離を置いて生活した彼の姿勢を、Davis は監視社会や過剰な生産性への拒絶として解釈。その思想はポートレートグラフィックとしてアイテムに落とし込まれている。
さらに、アメリカ初の公選によるゲイ政治家として知られるハーヴェイ・ミルク(Harvey Milk)をモチーフとしたプリントや、映画『X-ファイル』へのオマージュしたアイテム、アンダーグラウンドカルチャー由来のグラフィックTシャツなども登場。歴史や記憶、陰謀論的な想像力、ユーモアが複雑に交差するコレクションとなっている。
ブランド:Ecstatic Research
シーズン:2026年秋冬





















