シモーン・ロシャが Pitti Uomo 110 のゲストデザイナーに決定
ブランド初となるメンズウェアのコレクションをフィレンツェで発表
シモーン・ロシャが Pitti Uomo 110 のゲストデザイナーに決定
ブランド初となるメンズウェアのコレクションをフィレンツェで発表
イタリア・フィレンツェで年2回開催される世界最大のメンズプレタポルテ見本市「Pitti Uomo(ピッティ・ウォモ)」こと正式名称「Pitti Immagine Uomo(ピッティ・イマージネ・ウォモ)」の第110回ゲストデザイナーに、自身の名を冠したブランドの創設者兼クリエイティブ・ディレクターであるシモーン・ロシャ(Simone Rocha)が選出。2026年6月16日〜19日(現地時間)の会期中、シモーンは自身初となるメンズウェアをショーを発表する。また、次回「Pitti Uomo」のテーマ “THE PITTI POOL”のキャンペーンにも、彼女の作品が登場した。
「Pitti Immagine」のスペシャルイベントコーディネーターを務めるフランチェスカ・タッコーニ(Francesca Tacconi)は「シモーン・ロシャの服は、その初期から人の目を引き、想像力をかき立て、感情を揺さぶってきました」と語る。さらに、彼女の選出理由について次のように説明した。「メンズウェアの一部がより慎重なスタイルへと傾きつつある現在においても、シモーンは常に自身とそのビジョンに忠実であり続けています。彼女の作品は、アイルランドや香港、アート、家族といった個人的なルーツやつながりから生まれる“親密さ”への考察です。それは時間を超えて身にまとう感覚的な旅であり、現在のスピードと遠い過去を短絡させるような組み合わせ、ゴシック小説とカルト的スポーツウェアの融合でもあります。シモーン・ロシャはトレンドを追うのではなく、それを創り出し、私たちを彼女の世界へと引き込みます。完全なクロスオーバーの論理の中で、彼女のルックは常に明確な個性を持ち、組み合わせやカテゴリー、時代やジェンダーの区分、プロポーションや装飾といったルールに従うことなく立ち現れます。彼女は現代のナルキッソスに、ほとんどヴィクトリア朝的ともいえる執拗なまでのエレガンスとともに、詩情と自由、情熱と規律、童話と逸脱の間で常にバランスを保つ強い心を与えています。今年6月、フィレンツェでのデビューに向けて彼女がどのような計画をしているのか、私たちは大いに期待しています」
また、シモーンも今回の発表を受けて以下のコメントを公開した。
メンズカレンダーにおいて、初めてとなる独立したメンズウェアショーを発表する機会を与えてくださったピッティ・ウオモに、心より感謝申し上げます。美しいフィレンツェという背景のもとで、自身のメンズウェアの提案の全体像をお見せできることを大変楽しみにしています。伝統と戯れながら新たな領域を探求し、私自身の仕事と世界における新たな章を切り開いていきたいと考えています。誠実さと脆さ、真剣さと遊び心をもって、この挑戦に向き合います ── シモーン・ロシャ
シモーン・ロシャはアイルランド・ダブリンで生まれ育ち、その後ロンドンの名門 セントラル・セント・マーチンズ(Central Saint Martins)のファッション修士課程を修了。2010年9月のロンドン・ファッションウィークでデビューし、そのコレクションではアイルランド、香港、アート、家族といったテーマを継続的に探求した。シグネチャーとなる素材使いはシルエットや手作業による装飾とバランスを取りながら、現代的なフェミニニティ((femininity)を創出。批評家から高い評価を受け、世界有数のリテーラーと取引を行う一方で、直営店舗において没入型のリテール空間の開発も続けている。






















