Jil Sander 2026年秋冬コレクション
シモーネ・ベロッティが手がける2度目のコレクション
クリエイティブディレクター シモーネ・ベロッティ(Simone Bellotti)手掛けるイタリアのファッションブランド〈Jil Sander(ジル サンダー)〉が、ミラノファッションウィークにて2026年秋冬コレクションを発表した。
クリエイティブ・ディレクター シモーネ・ベロッティ(Simone Bellotti)が手がける2度目のコレクションとなる今季は、ミニマリズムをさらに推し進めたアプローチが際立つ内容に。本コレクションを通してベロッティは、これまでのオーバーサイズシルエットといった大胆な表現行為からは距離を置き、よりスリムで簡潔なテーラリングへと方向転換。そのインスピレーション源となったのは、ドイツ・ハンブルクのカフェ『レーミッツ』を舞台に写真家 アンダース・ペーターセン(Anders Petersen)が撮影した写真作品だ。同シリーズが持つ自然体で親密な空気感を反映するかのように、ブランドのミニマリズムはより柔らかく、日常に寄り添う形で再解釈されている。
一方で、彼が提案するミニマリズムは決して厳格になりすぎず、むしろリラックスしたムードを湛えている。シャツの襟はアウターからさりげなく覗き、ジャケットは背面にかけて緩やかに広がる構造を採用。ドレスはゆったりとした肩のラインを描き、スカートには曲線的なスリットを配することで、流動性と動きを生み出している。こうしたディテールは、脱構築的でありながらも着用者の身体に自然に馴染む設計となっている。
ブランド:Jil Sander
シーズン:2026年秋冬





















