MM6 Maison Margiela 2026年秋冬コレクション
イタリアのミラノにある同国最大級の壮大なターミナル駅であるミラノ中央駅にてコレクションを発表
〈MM6 Maison Margiela(エムエム6 メゾン マルジェラ)〉が、ミラノファッションウィークにて2026年春夏コレクションを発表した。
今季の〈MM6 Maison Margiela〉は、イタリアのミラノにある同国最大級の壮大なターミナル駅であるミラノ中央駅にてコレクションを発表。都市の交通の要所として日常の喧騒が交錯する同会場は、ブランドの匿名性と現実性が交差する舞台として機能し、〈MM6 Maison Margiela〉のコマーシャルかつ実用的な美学を強調するショーとなった。
今回のコレクションでクリエイティブ・ディレクターのグレン・マーティンス(Glenn Martens)が提示したのは、“ノームコア”なアメリカーナの再解釈だ。1980年代後半から1990年代にかけての世界観をベースに、アメリカ中西部のヴィンテージカルチャーを想起させる要素を融合。グラフィックフリースやインターシャのクォータージップ、ウエスタン調のフランネルシャツなど、古着屋で見られるような親しみのあるアイテムが、現代的なシルエットで再構築された。
中でも、馬のグラフィックをあしらったトップスやレトロなシェルジャケットや、フランネルシャツとデニムを組み合わせたルックなどは、まさにアメリカ西部のロマンティシズムを想起させる象徴的なスタイルと言える。こうした要素は、無機質な都市性と素朴なカントリームードを交差させ、〈MM6 Maison Margiela〉ならではの匿名性と物語性を同時に提示している。
一方で、コレクション全体の核を成すのは、ブランドの本質ともいえる実用的なワードローブだ。無地のブラウスやセーター、トレンチコート、オーバーコート、トラウザーズ、スカートといったプロダクトは、標準的なフィットと控えめなデザインによって“ノームコア”の美学を体現。日常に根ざした、モダンなユニフォームを提案した。
ブランド:MM6 Maison Margiela
シーズン:2026年秋冬






















