Ralph Lauren 2026年秋冬コレクション
90年代のノスタルジアとブランドの根幹にある“時代を超えた伝統”を表現
〈Ralph Lauren(ラルフ ローレン)〉が、1月16日(現地時間)にミラノ・ファッションウィークにて、2026年秋冬コレクションを発表した。
今季は〈Polo Ralph Lauren(ポロ ラルフ ローレン)〉と〈Ralph Lauren Purple Label(ラルフ ローレン パープルレーベル)〉の2ラインを横断し、90年代のノスタルジアとブランドの根幹にある“時代を超えた伝統”を表現した。
コレクションは、アイビーリーグ由来のプレッピースタイル、ヴィンテージのアメリカーナ、そして従来の職人技を織り交ぜたアイテムを展開。ラルフ・ローレン自身が「ネクタイから始まったが、それは単なるプロダクトではなく、生き方そのものだった」と語るように、今季のルックは男性の多様なライフスタイルやパーソナルな価値観を映し出している。
序盤では、フリースのディテールやクラシックなカモフラージュ、装飾的なインターシャニットなど、90年代を色濃く感じさせるピースが登場。オレンジやラベンダーのストライプを効かせた〈Polo Sport(ポロ スポーツ)〉を彷彿とさせるラグビーシャツや、ルーズフィットのデニムなど、当時の空気感を現代的に再解釈したスタイルが並んだ。
続いて、アイビースタイルにインスパイアされたルックへと移行。大胆なチェックのスーツにダックブーツとハンチングキャップを合わせたスタイリングや、千鳥格子のジャケットにカナリアイエローのカーディガン、ピンストライプのオックスフォードシャツを重ねるなど、プレッピーをコラージュ的に表現したスタイリングが印象的だ。ケリーグリーンのコーデュロイパンツやロゴキャップといったアクセントも効いている。
ショー中盤以降は、より成熟した表情へ。アースブラウンやフォレストグリーンを基調に、ウール、ヘリンボーン、チェック、ハンティングチェックといった伝統的な素材と柄が用いられ、連隊スタイルを想起させるコートも複数登場。ブランドの歴史と重なり合う、重厚感あるルックがコレクションに深みを与えた。また、先住民の工芸にフォーカスした取り組みも継続。「Authentic Makers Program(オーセンティック メイカーズ プログラム」の一環として、オセティ・サコウィン(Oceti Sakowin)が率いる〈TÓPA〉などとのコラボレーションが披露された。
終盤には、ミニマルでニュートラルなトーンのルックが登場し、時代を超越しながらも現代的なムードを強調。エレガントなスーツに使い込まれたレザーアウターを合わせたり、タキシードにメタリックなパフジャケットを重ねたりと、相反する要素を巧みにミックスしたスタイリングが印象に残る。
そしてフィナーレには、90年代に〈Ralph Lauren〉の象徴的な存在として活躍したモデル タイソン・ベックフォード(Tyson Beckford)が登場。ラグジュアリーなブラウンのオーバーコートを纏い、ブランドの過去・現在・未来をつなぐようにショーを締めくくった。
ブランド:Ralph Lauren
シーズン:2026年秋冬





















