ブランド設立90周年を迎えた LACOSTE のはじまりとポロシャツの関係性
ラッパーのIOとモデルのmiuをモデルに起用した『Hypebeast』撮り下ろしのファッションビジュアルも公開










ワニのマークでお馴染みのフランスを代表するブランド〈LACOSTE(ラコステ)〉。その歴史は長く1933年に創業されて以降、スポーツとファッションを繋ぐ架け橋としてシーンを築き上げてきた。そんな〈LACOSTE〉は今年で設立90周年を迎えるアニバーサリーイヤーであり、今回はブランドの顔として連想されるポロシャツについて、歴史と共に深掘りしていく。
そもそも創業のきっかけとなったのが、今回フォーカスしてるポロシャツそのものであり、〈LACOSTE〉にとってはDNAであり起源とも言える。名テニスプレーヤーとして知られるルネ・ラコステ(René Lacoste)が、テニスの試合に長袖は不向きだという考えと、吸湿性に優れたニット素材を気に入っていたことも相まり、当時主流だった長袖から袖を切って半袖にし、ニット素材の半袖カットソーに襟を付けたものをオリジナルで作り試合で着用。彼のそのアイディアが評判を呼び、他のテニスプレーヤーや著名なゴルファーからも求められるようになり、結果としてポロシャツの製造会社を立ち上げた。これが後に〈LACOSTE〉となっていく。要するにポロシャツの原型を作ったのがRené Lacosteであり〈LACOSTE〉そのものなのだ。

René Lacoste / LACOSTE
今回のビジュアルでも着用している定番モデルのL.12.12は、今でこそポロシャツの定番素材として認知されている鹿の子を初めて採用したことでも知られており、〈LACOSTE〉のアイコニックな生地として、特徴的な肌離れの良い着心地とフレンチエレガンスを感じさせるムードをもたらしている。
今回はそんなブランドの定番品でもあり、そもそもの洋服カテゴリーを作り上げた〈LACOSTE〉のポロシャツを主役にし、RapperのみならずArt / Film DirectorやModelとしても活躍するIOと、モデルとして活躍の幅を広げるmiuを招き、『Hypebeast』監修のもとファッションビジュアルを撮影。着る人のパーソナリティに寄り添ってくれる〈LACOSTE〉のポロシャツに、2人のスタイルを合わせ、クラシカルな佇まいの中に今のファッション的なムードを織り交ぜた、モダンなファッションビジュアルとして表現している。上段のフォトギャラリーと合わせて、下に貼っているBTSムービーもチェックしてほしい。
また90周年を祝うべく、世界各国それぞれのローカルに根差したカルチャーをインスピレーションにキャンペーンを打ち出している。そのひとつとして日本ではファッションキュレーター小木“Poggy”基史氏がキュレーターとして招致され、代官山T-Site Galleryでポップアップを開催することになっている。詳しい詳細に関しては下記URLよりチェックを。
ワニの90回目のバースデーパーティー in TOKYO
期間:2023年9月9日(土)-9月18日(月)10AM – 7PM
会場:代官山 T-SITE GARDEN GALLERY
東横線代官山駅より徒歩5分 入場無料
特設サイトはこちら
公式サイトはこちら