ZENITH が乳がん撲滅のための特別な Chronomaster を製作

時計のムーブメントを含めて、一連の行程を自社で一貫製造できるスイスの時計メーカー〈ZENITH（ゼニス）〉は、乳がんの研究支援のため、乳がん啓発月間の10月にのみ販売されるピンク色の文字盤が印象的なクロノグラフ Chronomaster “Original Pink”（クロノマスター “オリジナル ピンク”）を発表した。

メタリックピンクの文字盤を持つこの特別モデル Chronomaster “Original Pink”の売り上げの20％が乳がん撲滅のためのチャリティ団体である「Susan G. Komen（スーザン・G・コーメン）」に寄付され、購入者は1本あたり2,000ドル（約29万円）に相当する支援に協力できる形となる。

この38mmステンレススティール製モデルは、60時間のパワーリザーブと日付表示を備えた最新のクロノグラフ・ムーブメント El Primero（エル・プリメロ）3600を搭載。5Hzの高振動で動作し、真の1/10秒精度を提供する機能を備えている。

〈ZENITH〉のCEOであるJulien Tornare（ジュリアン・トルナーレ）は、「Susan G. Komen財団への支援は、その信頼性と驚くべき影響力から、Zenithにとって非常に重要なパートナーシップとなります。Chronomaster “Original Pink”の売上の一部が、重要な研究や治療中の患者へのサポートに役立てられ、今後数年間この活動に参加できることを誇りに思うと同時に、とても嬉しく思っています」とコメントしている。

Chronomaster “Original Pink”は、10月1日（現地時間）から1カ月間限定で〈ZENITH〉から発売され、価格は9,900スイスフラン（約147万円）となる。日本での展開は未定となっているものの、今後アナウンスされることも期待出来るので、〈Zenith〉の公式ウェブサイトを随時チェックしておこう。