次世代の韓国ストリートシーンを牽引する THUG CLUB とは？
MadeinTYOや24kGoldnも注目する新鋭ブランドをチェック
近年アジアのストリートシーンでは、新世代によるインディペンデント・ブランドが次々と誕生し、各地で新たな潮流が生まれつつある。その一端を担うのが、本稿でご紹介する韓国発のストリートブランド THUG CLUB〈サグ クラブ〉だ。デザイナーデュオのMinとKwonによって設立された本ブランドは、確立されているファッションシーンに対し、挑戦的なデザインやアイテムを打ち出すことで、“ラグジュアリー・ストリートウェア”として新たな地位を築き上げてきた。
〈THUG CLUB〉はBlock B（ブロック ビー）のZICOや韓国の歌手 Rain（ピ）、ITZY（イッチ）など地元のアーティストはもちろん、アトランタ生まれ日本育ちの気鋭ラッパー MadeinTYO（メイドイン TYO）やアメリカの若手ラッパー 24kGoldn（24ケー・ゴールデン）といった世界的なアーティストからも支持を得ている。韓国内でも、ミレニアル世代からZ世代まで幅広い層に人気があり、エンターテイメントや技術革新で知られる同国の中でも、現代文化の代名詞的な存在になりつつある。
また、〈THUG CLUB〉の人気の理由の1つは、共同設立者であるMinだ。『Instagram』でも見られる個性的な彼のスタイルは、幼い頃からの経験がルーツとなっている。韓国の田舎で生まれた彼は、幼い頃からファッションに興味があった訳ではないが、その外見から常に目立っていた。外見が理由からなのか、周りの仲間からからかわれたことをきっかけに、ソウルへ上京。活気に溢れた街からエネルギーを感じ取り、景色や音を取り入れながら、街ゆく人々の自然と自分自身を表現するスタイルを通じ、インスピレーションを得たことが〈THUG CLUB〉の始まりとなった。
Thug Club
Thug Club
Thug Club
Thug Club
Thug Club
Thug Club
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彼らのこれからの挑戦は、韓国がこれまで取り入れてきたストリートウェアの在り方に疑問を持ち、オートバイへの愛と、挑戦的な音楽と高いファッション性で知られるソウルの梨泰院シーンを通じて独自の世界観を築いていくことだ。設立者2人のルーツであるヒップホップの精神を忘れることなく、“周りの注目を気にせず、自分らしくありたい”、“自信を持って目立ちたい”と願う人々とのコミュニティーを作っていくことを目指している。
ブランドのアイコニックなロゴやパターンなどを採用したジッパーの引き手や、エンブレムなどを採用したユニークなデザインのアイテムは、〈THUG CLUB〉の公式サイトなどから確認可能だ。気になる方は、ぜひチェックして欲しい。
