Apple の共同創業者 スティーブ・ジョブズを讃える機関 Steve Jobs Archive が開設

米「Apple（アップル）」は9月7日（現地時間）に新型iPhone 14や10気圧防水のApple Watch Ultraなどを発表したばかりだが、その共同創業者であるSteve Jobs（スティーブ・ジョブズ）の友人と家族は翌9月8日、テクノロジーの巨匠を讃えるための機関「Steve Jobs Archive（スティーブ・ジョブズ・アーカイブ）」を立ち上げたことをアナウンスした。

公開された公式ウェブサイトはとてもシンプルで、画面のトップには、Jobsが自分自身に送った、人間性への賞賛を綴った詩的な電子メールが掲載されている。

そのまま下にスクロールすると、2005年のスタンフォード大学卒業式での有名なスピーチなどのビデオやオーディオクリップと共にJobsの名言がいくつか紹介され、最後にこのサイトの“About Us”の説明にはこう記されている。

「過去への敬意と未来への興奮を胸に、Steve Jobs Archiveは、人々が自ら貢献するためのツールと機会を提供します。私たちは、スティーブの価値観を反映したプログラム、フェローシップ、コレクション、パートナーシップを構築し、彼の可能性の感覚を未来に伝えていきます」。

また、本機関の公式『Twitter』アカウントも開設されており、そこに描かれたアイコンは、木からりんごと思われる果実が1つ落ちているようなデザインだ。

「Apple」のCEO Tim Cook（ティム・クック）もこの「The Steve Jobs Archive」開設のお知らせをツイート。「Steveの遺産は、私たちの会社、そして私たちが生み出す製品とサービスに生き続けています。Steve Jobs Archiveは、すべての人に可能性を呼び起こす場所として生まれました」と紹介している。

Steve’s legacy lives on in the company we are and the products and services we create. The Steve Jobs Archive was created as a place to spark a sense of possibility in everyone. https://t.co/MfgMuGV8IX

— Tim Cook (@tim_cook) September 8, 2022