英国 エリザベス女王が96歳で死去

英国の女王 Queen Elizabeth II（エリザベス2世）が96歳で亡くなられた。女王は英国王室のトップであり、英国史上最も長く君臨した君主であり、歴史上ではフランス王ルイ14世に次ぐ2位であった。

9月8日（現地時間）、報道各社は女王が体調を崩したことを報じた。『BBC』は同日の午後、バッキンガム宮殿の外に、今日は衛兵交代式が行われないというサインが現れたと報じた。これは、何か異常があることを示す最初の兆候の一つであり、その後、バッキンガム宮殿から次のような声明が出された。「今朝の更なる診断の結果、女王の医師は女王の健康を懸念し、医師の監視下におくよう勧告しました。女王は快適なままバルモラルにいます」

Prince Charles（チャールズ皇太子）、Prince William（ウィリアム王子）とDuchess Kate（ケイト公爵夫人）、Prince Harry（ハリー王子）とMeghan（メーガン妃）らロイヤルファミリーは、女王が滞在しているスコットランドのバルモラル城に駆けつけ、女王のそばに寄り添った。その他王室関係者も駆けつけ、傍らで見守った。

王室は声明で、「女王は本日午後、バルモラルで穏やかに亡くなられた」と発表。その後、バルモラル宮殿やバッキンガム宮殿の外には一般市民が集まり、沈痛な雰囲気に包まれた。米国大統領 President Biden（バイデン大統領）をはじめとする政界の著名人も、ロイヤル・ファミリーに思いを寄せている。

英国女王 Queen Elizabeth II、正式名称：Elizabeth Alexandra Mary（エリザベス・アレクサンドラ・メアリー）は、神の恩寵により、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国及びその他の領土の女王、英連邦の長、信仰の擁護者として、70年と127日間にわたり在位した。伝統的に、Prince Charlesが女王の後を継いで国王になることになっている。

『Hypebeast』編集部一同、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。