カリー率いるウォリアーズが NBA Japan Games 第1戦を制す
コートサイドでは、大坂なおみ、堀米雄斗、藤原ヒロシ、広瀬すず、Awichら〈Nike〉〈Jordan Brand〉ファミリーも観戦
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3年ぶりの開催となった日本でのNBA公式試合「NBA Japan Games 2022(NBA ジャパンゲームズ 2022)」。前回時と同じく『さいたまスーパーアリーナ』にて、ゴールデンステート・ウォリアーズとワシントン・ウィザーズが激突した。
日本でも人気の高いウォリアーズは、NBAを代表する選手の1人であるStephen Curry(ステフィン・カリー)を中心に、Klay Thompson(クレイ・トンプソン)、Draymond Green(ドレイモンド・グリーン)、Jordan Poole(ジョーダン・プール)、Andrew Wiggins(アンドリュー・ウィギンズ)を揃え、一時的に低迷したものの、昨季は見事に王者に返り咲いた。一方、ウィザーズは、ご存知、八村塁の所属するチームであり、Bradley Beal(ブラッドリー・ビール)、Kyle Kuzma(カイル・クーズマ)、Kristaps Porzingis(クリスタプス・ポルジンギス)らを擁し、昨季イースト12位から今シーズンはプレイオフ進出を狙う。
ティップオフ前には、八村選手とCurry選手が両チームを代表して挨拶。女優の今田美桜が両選手に花束を贈呈した。試合開始後、先制したのはウィザーズ。Bradley Bealが「NBA Japan Games 2022」の記念すべき初得点をあげた。両チームともにシュートがなかなか決まらない中、八村選手がハッスルプレーと速攻からのレイアップで会場を沸かす。Curryは第1Q残り7分でフリースローからようやく初得点。その後も第1Qを通じて、シュート成功率が上がらず、ウィザーズがわずか12点、ウォリアーズが16点で終了した。第2Qに入ってもペースは上がらず、ウォリアーズやや優勢で進むが、5:11で八村選手の3ポイントプレー、3:30過ぎのPorzingisの得点で初めてウィザーズがリードを奪う。しかし、第2Q終盤はDonte DiVincenzo(ダンテ・ディヴィンチェンゾ)の得点などによって、ウォリアーズが押し返し、1Q終了時と同じ4点差の41-37で前半終了。超ローススコアとなった前半で八村選手は8得点、9リバウンドとダブルダブルが期待できる結果に。
後半に入っても一進一退の攻防は続き、ウォリアーズが終始リードするが、3Q残り4分あたりから八村選手の連続得点やDaniel Gafford(ダニエル・ギャフォード)のアリウープダンクや3ポイントプレーでウィザーズも詰め寄る。しかし、3Q終了間際のブザービーターでウォリアーズが再び5点差として、最終第4Qに突入。「NBA Japan Games 2022」1試合目のラスト12分は、両チームともにベンチメンバーが中心にプレー、3Qまでと同じく一進一退の攻防が続き、96-87で試合終了。ウォリアーズが初戦を制した。Stephen Curryは後半プレーせず、3ポイント1本を含む6点に終わった。八村塁は13得点と二桁に乗せるも、あと1リバンドとダブルダブルには届かず。「NBA Japan Games 2022」第2戦は10月2日(日)に開催される。