無印良品と HONDA がコラボレーションした電動アシスト自転車を中国市場でローンチ
シンプルで実用的な都市型モビリティだけど日本未発売?

ライフスタイルとホームウェアのブランドである「無印良品」は、「HONDA(ホンダ)」と共同で、電動アシスト付きの一人乗り自転車 MS01を開発し、中国市場での販売を開始した。
デザインは、「無印良品」のH型自転車からインスピレーションを得たとされ、クリーンでシンプル、かつ人間工学に基づいたデザインが採用されている。17インチの大径ホイール、キーレスロック、液晶メーター、アルミ合金製ハンドル、LEDフロント&リアヘッドライトなどを装備し、400Wのモーターと48Vのリチウム電池を搭載。最高速度25km/h、航続距離65kmを実現、カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色がリリースされる。
「無印良品」は、2019年にフィンランドのテック企業「Sensible 4(センシブル 4)」と共同で、全天候下で狭い車線でも機能する小型自動運転シャトルバス“GACHA”を開発しており、今回のコラボレーション電動バイクが電動交通手段への最初の進出となるわけではない。
この電動アシスト自転車 MS01は「HONDA」の中国での二輪車生産・販売を担う合弁会社「新大洲 HONDA」が製造/販売を行うようだが、中国の「無印良品」からも販売されており、SNSアプリ『WeChat(ウイチャット)』の“MUJIチャンネル”からのみで5,000台限定、価格は4,980元(約10万円)となっている模様。残念ながら日本での販売は未定なわけだが、電動バイクにまつわるさまざまな規制がきちんと整備されれば、日本のマーケットでも十分売れるポテンシャルがあるのではないだろうか?こちらの映像を確認して、MS01の日本での登場を待とう。