クリスティアーノ・ロナウドはマンチェスター・ユナイテッドを退団するのか？

Cristiano Ronaldo （クリスティアーノ・ロナウド）のマンチェスター・ユナイテッド退団の噂が絶えない。彼はチームが2022-23シーズンの「UEFAチャンピオンズリーグ」の出場権を逃したのにもかかわらず、補強を進めるという動きが見られないことなど、マンチェスターUの競争力のなさに不満を抱いているようだ。付け加えて、Cristianoも37歳となりキャリアも終盤に差し掛かることから、もっと勝ちたい、ゴールを決めたいという衝動に駆られているのだろう。

仮に彼がマンチェスターUに残留することになれば、2022-23「UEFAチャンピオンズリーグ」でプレーしないことになる。それは彼のキャリアの中で初めてのことになり、彼が持つ「UEFAチャンピオンズリーグ」での記録、141ゴールが破られる可能性さえ出てくるわけだ。ちなみに2位はLionel Messi（リオネル・メッシ）で125ゴール。MessiはPSG（パリ・サンジェルマン）所属で、当然チャンピオンズリーグにも出場する予定だ。

昨シーズンCristianoはマンチェスターUに復帰し、38試合に出場して合計24ゴールを決めている。しかし彼は先日クラブに対し、他から適切なオファーがあれば退団する意向を示していると伝えられていた。それでもマンチェスターUの首脳陣は引き留めに熱心で、新監督Erik ten Hag（エリック・テン・ハフ）の着任に伴い、Cristianoは来シーズンのプロジェクトの一部であると述べられていたのだが、今月4日に行われた新体制でのチーム練習にCristianoは合流しなかったようで、事実上“拒否”したという噂も出る始末だ。

またさまざまな憶測が流れる中で、チェルシーFCがCristianoの獲得を検討中との報道も出てきている。この話し合いは継続的に行われているようだが、彼がどのようにチェルシーFCのシステムやスタイルにフィットできるかの話し合いが決定を下すための大きな要因になりそうだ。ただマンチェスターUがプレミアリーグの直接的ライバルに、この希有のストライカーを放出するかはかなり怪しい。しかし、チェルシーの首脳陣がこの考えを持っていることは確かなので、今後もCristianoの動向を注視しておこう。