StockX が“偽物を販売している”という Nike の告発に対する声明を発表

『StockX（ストックエックス）』が〈Nike（ナイキ）〉からの告発を受けて、自社サイトにて声明を発表した。

アメリカ・ニューヨークの裁判所に提出された〈Nike〉の追加レポートによれば、2021年12月から2022年1月に『StockX』で購入した4足のスニーカーは、本物を証明する“Verified Authentic”のタグが付属しているものの全て偽物だったとのこと。これを受けて『StockX』は次のようにコメント。「私たちは顧客保護を非常に真剣に受け止めており、グローバル規模でマーケットが直面している偽造品の急増と対抗するために何百万ドルも投資してきました。Nikeの報告書は根拠がないだけでなく、自らのブランド保護チームが我々の鑑定プログラムを信頼していることを示しており、現在の経営幹部クラスを含む数百人のNike従業員がStockXを使用して製品を売買していることを考えると興味深いです。彼らの戦術は、我々の革新的なVault NFTプログラムに対して、敗訴する訴訟を復活させるためのパニックった必死の試みにすぎません。Nikeの動きにはメリットがなく、現代の市場に対する理解の欠如を明確に示しています」

本件に対する〈Nike〉からのレスポンスは確認できていないが、今後の裁判の成り行きとともに注視したい。