米国発のオーディオブランド Sonos から最新サウンドバーとポータブルスピーカーの新色が発売

欧米を中心にスマートホームサウンドシステムをリードする米国発のオーディオブランド「Sonos（ソノス）」から、最新サウンドバーと新色ポータブルスピーカーがリリース。

上質なサウンド体験や家具に調和するこだわりのデザイン性、使いやすさ、オープンプラットフォームの提供で知られる「Sonos」は、誰もが幅広いオーディオコンテンツを楽しめるようなプロダクトを生み出し続け、世界中のリスナーから大きな支持を獲得している。

そんな同ブランドから、これまでで最もコンパクトなサウンドバー Sonos Rayと、ポータブルスマートスピーカー Sonos Roamの新色が登場。Sonos Rayは、どんな空間にも溶け込める小型なサイズ感ながらも、カスタムに設計されたアシンメトリックウェーブガイドにより、バランスの取れたサウンドで部屋中を満たすことが可能に。更に、正確なチューニングや人の声がより明瞭になるスピーチエンハンスメント機能、隣の部屋に響いてしまうような大きな音を抑えることができるナイトサウンド設定など、限られた空間でも最大限音楽を楽しむことができる機能が多数備わった。こちらはさまざまなストリーミングサービスに対応しており、アプリによるシンプルなセットアップと、テレビのリモコンや「Apple」の『AirPlay 2』などでも簡単に操作ができるため、音楽鑑賞だけでなくテレビや映画、ゲームの時間もグレードアップしたものとなりそうだ。

また、2020年に日本でも販売となったSonos Roamからは、緑豊かな情景やビーチ、プールサイドなどのアクティビティからインスピレーションを得てオリーブグリーンとオーシャンブルー、サンセットオレンジの爽やかな3色が追加。WiFiとBluetoothを使ってあらゆるコンテンツをストリーミングすることができ、一日中持続するバッテリーと防水設計も備えたことで、アウトドアシーンを更に彩るアイテムとなった。同時に、ブランド初となる独自の音声システム『Sonos Voice Control』も発表。この新システムは音声対応の「Sonos」スピーカー全製品で利用でき、「Hey Sonos」と呼びかけると、音楽やスピーカーの操作、お気に入りの曲をパーソナルミュージックライブラリに保存、“いいね”の評価を付けるなどが可能。今や当たり前となった某機能を思い出す仕組みではあるが、なんとこちらでは音声に人気TVドラマシリーズ『ブレイキング・バッド』で麻薬組織のボスであるグスタヴォ・ガス・フリング、『マンダロリアン』のヴィラン モフ・ギデオンを演じた俳優のGiancarlo Esposito（ジャンカルロ・エスポジート）が起用されているとのこと。日本での展開はいまのところ未定だが、今後もさまざまな人の声が追加されるそうなので、そういった意味でも期待して待ちたい機能の1つだ。

Sonos Rayは6月7日（現地時間）より世界各国で販売を開始し、日本では2022年秋のローンチを予定している。価格は279ドル。Sonos Roamの新色は2022年夏に日本で販売開始となり、価格は23,800円（税込）となる。詳しい発売時期などのアップデートについては、こちらから確認しよう。