PUMA の現 CEO が adidas の新 CEO に就任予定
〈adidas〉の株価は20%近く上昇し株主も歓迎の意向

海外主要メディアの報道によると、〈adidas(アディダス)〉が〈PUMA(プーマ)の現CEOであるBjorn Gulden(ビョルン・ガルデン)に同ブランドへの移籍のを打診し、本人も受け入れる意向であることがわかった。これは2016年から〈adidas〉でCEOを務めてきた Kasper Rørsted(カスパー・ローステッド)がその役割から退くという計画を同社が8月に発表していたのを受け、お互いが水面下での交渉を続けていたと噂されている。
Bjornは1990年代には〈adidas〉でアパレルとアクセサリーの上級副社長を務めていた。その後2013年に〈PUMA〉のCEOに就任し、この9年間でこのスポーツメーカーを業界屈指の強豪に育て上げた。また〈PUMA〉は現在のChief Commercial Officer(最高商務責任者)である Arne Freundt(アルネ・フロイント)が2023年1月1日から4年間の契約で同社のCEOに就任することをつい最近発表したばかりだった。
BjornはKasperの後任として、できるだけ早く〈adidas〉の新CEOに就任する予定だという。Kanye West(カニエ・ウエスト)/Ye(イェ)との契約解消のニュースが流れて以来、〈adidas〉は売れ残った靴が山積みになっていることを株主から警告されていたが、この報道後、同社の株価は20%近く上昇し、株主も歓迎の意向を示しているようだ。