今は亡き著名人らの長者番付でコービー・ブライアントとデヴィッド・ボウイがトップ3に
音楽部門では4人のミュージシャンがトップ10にランクイン

アメリカの経済誌『Forbes(フォーブス)』が、亡き著名人らの1年間の収入をもとにした最新の長者番付を発表した。
2021年11月1日から2022年10月30日までの収支報告書をもとに算出したデータによると、スポーツ部門ではヘリコプターの墜落による不慮の事故で亡くなったKobe Bryant(コービー・ブライアント)がトップで、全体でも2位に入った。彼は2013年3月にKobeがスポーツ飲料会社「BodyArmor(ボディ・アーマー)」の株式を大量に購入し、第3位の株主となって取締役会に参加していたが、この株式を2021年11月に「Coca Cola Company(コカ・コーラ・カンパニー)」に売却したことにより4億ドル(約588億7,500万円)がKobeの遺産管理団体に入金された。これは「Coca Cola Company」にとって史上最大の買収であったとされている。
また、ミュージシャンの中ではDavid Bowie(デヴィッド・ボウイ)がトップとなり、全体でも3位となった。Bowieの遺産管理団体は今年1月、彼の音楽出版権を2億5,000万ドル(約290億円)で「Warner Chappell Music(ワーナー・チャペル・ミュージック)」へ売却したと伝えらていれた。
音楽部門ではBowieに続いてElvis Presley(エルヴィス・プレスリー)、James Brown(ジェームス・ブラウン)、Michael Jackson(マイケル・ジャクソン)らが全体でもトップ10にランクインとなっている。
2021-2022年度故人長者番付
1. J.R.R. Tolkien(J.R.R.トールキン)
2. Kobe Bryant(コービー・ブライアント)
3. David Bowie (デヴィッド・ボウイ)
4. Elvis Presley (エルヴィス・プレスリー)
5. James Brown(ジェームス・ブラウン)
6. Michael Jackson(マイケル・ジャクソン)
7. Leonard Cohen(レナード・コーエン)
8. Dr.Seuss(ドクター・スース)
9. Jeff Porcaro(ジェフ・ポーカロ)
10.Charles Schulz(チャールズ シュルツ)
Who are the highest paid dead celebrities this year? https://t.co/q02SiPgb3B pic.twitter.com/u1mk0bKkdx
— Forbes (@Forbes) November 3, 2022