Twitter 元 CEO ジャック・ドーシーが同社の大量解雇を詫びるツイートを投稿
イーロン・マスクによる解雇通知が対象外の従業員に送付されていたケースも

Elon Musk(イーロン・マスク)新CEOの手による大量解雇で『Twitter(ツイッター)』の未来が見えない中、共同創業者で前CEOのJack Dorsey(ジャック・ドーシー)が現在の状況に責任を感じているようだ。Jackは自身の『Twitter』アカウントから一般ユーザーとスタッフに向けて、会社の現状を詫びるメッセージをツイートした。
「Twitterの過去と現在の人々は強く、回復力があります。彼らは、どんなに困難な状況でも必ず道を切り開きます。多くの人が私に対して怒りを感じていることは承知しています。なぜ皆がこのような状況に置かれているのか、その責任は私にあります。会社の規模を大きくするのが早すぎました。そのことを謝罪します」とJackはツイートした。彼は続けて「これまでTwitterで働いてくれた人たち全員に感謝しているし、愛している。今この瞬間も、これからも。その思いが互いに通じ合えるとは思っていませんが、ただ現状を理解しています」と綴った。
Folks at Twitter past and present are strong and resilient. They will always find a way no matter how difficult the moment. I realize many are angry with me. I own the responsibility for why everyone is in this situation: I grew the company size too quickly. I apologize for that.
— jack (@jack) November 5, 2022
また、米ビジネス情報誌『Bloomberg(ブルームバーグ)』によると、『Twitter』社はElonによる買収を受けてスタッフのおよそ半分を解雇した後、現在は職を失った数十人に連絡を取り復帰を要請しているとされている。復帰を求められている人たちの中には誤って解雇された人もおり、また、Elonが構想する新機能のために彼らの仕事や経験が必要だと判断される前に解雇された人もいるようだ。従業員への復帰要請は、このプロセスがいかに急がれ、混乱したものであったかを示している。
一方のElonは自身の『Twitter』アカウントから「今後、“パロディ”であることを明確に定義せずに“なりすまし”を行っているTwitterアカウントは永久に停止されることになります」とツイート。ソーシャルメディア上に乱立する多くのフェイクアカウントにメスを入れる方針だ。
Going forward, any Twitter handles engaging in impersonation without clearly specifying “parody” will be permanently suspended
— Elon Musk (@elonmusk) November 6, 2022