ファレル・ウィリアムスが運営するオークションハウスでの特別展 Son of a Pharaoh が約7億7,500万円の売上を達成

Pharrell Williams（ファレル・ウィリアムス）が運営するデジタルファーストオークションハウス『JOOPITER（ジュピター）』が、最初の特別オークション “Son of a Pharaoh（サン・オブ・ファラオ）”の結果を発表。11月1日（現地時間）に入札が締め切られた後、Pharrellが新たに起こしたこの事業体は合計525万ドル（約7億7,500万円）の売上を計上した。

47点の出品物のうち約94%が落札され、その約66%が予測より高価格で落札されたため、売上は当初予想していた約320万ドル（約4億7,300万円）を大きく上回った。高価格帯のアイテムを見ると、〈Jacob & Co.（ジェイコブ＆カンパニー）〉による “N.E.R.D.”キャラクターペンダントチェーンは予想の9倍以上となる218万4,000ドル（約3億2,000万）という驚くべき価格で落札された。2番目に高額だった商品は、同じく〈Jacob & Co.〉のホワイトゴールド製 “N.E.R.D.”ブレイン・ペンダント・チェーンで、72万5000ドル（約1億700万円）と予想の約8倍に。また、イエローゴールドのチェーンは150,000ドル（約2,200万円）となり、こちらは予想の2倍以上となった。

その他、高級時計部門では、4つの希少な〈Audemars Piguet（オーデマ・ピゲ）〉のRoyal Oak（ロイヤルオーク）がすべて高額の値が付けられ、全品落札された。特にRoyal Oak Concept Dynamograph（コンセプト ダイナモグラフ）のチタンケース＋カーボンプレートは、218,750ドル（約3,200万円と）いう最高額で落札されることに。

今回の『JOOPITER』の利益の一部は、黒人やラテン系の起業家が主導する大胆なアイデアや組織に資金を提供する「Black Ambition（ブラック・アンビション）」の活動に充てられるという。さらに、『JOOPITER』はこの「Black Ambition」と提携し、女性の健康やファッションをテーマとする黒人やラテン系の女性創業者のための新しいビジネスコンテストを創設する予定だ。

この特別オークション “Son of a Pharaoh”の結果がご覧になりたい方は『JOOPITER』のウェブサイトで確認してみよう。