Louis Vuitton がパリ本社内建物にブランド初のホテルを開業か

最新レポートによれば、フランスのラグジュアリーブランド〈Louis Vuitton（ルイ・ヴィトン）〉の会長兼CEOのMichael Burke（マイケル・バーク）は、パリ本社建物を同ブランド初のホテルと世界最大の店舗を含む巨大複合施設にする計画を明らかにしたようだ。

この動きは“LV Dream”と題された新しい体験型インスタレーションの立ち上げとともに、11月初旬から始まっている模様。予定されているプランでは、まず20,000平方フィート（約1,858平方メートル）の仮設スペースを展開し、メゾンのトップアーティストとのコラボレーションにスポットライトを当てたエキシビションや、ブランドの親会社である「LVMH（モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン）」が運営する高級ホテル『Cheval Blanc Paris（シュヴァル・ブラン・パリ）』のトップ・ペストリーシェフによるカフェとチョコレートショップ、そしてギフトショップが展開されるという。Burke氏によると、このスペースは1年間オープンする予定で、その後〈Louis Vuitton〉最大の店舗に生まれ変わるとされ、今後5年以内に40万平方フィートあるこの建物の別の区域まで改装を拡げ、ホテルとして展開されるだろうと予想されている。

『サンジェルマン教会』に隣接する〈Louis Vuitton〉の歴史的建造物は、パリ1区に位置しており、エッフェル塔からノートルダム寺院まで見渡すことができる。かつては“無人地帯”だったこのエリアは、この1年半でブランドの親会社である「LVMH」によって大きく変貌を遂げていた。