Nike から BUAISOU による藍染め仕様の ISPA Drifter 日本限定モデルが登場
伝統的な技術を継承する職人の手によって1足1足インディゴカラーに染められた特別なモデル
Improvise（即興的工夫）/Scavenge（徹底的な素材の活用）/Protect（守る）/Adapt（応用する、適用させる）の頭文字を連ね、2018年11月に〈Nike（ナイキ）〉から登場したISPAシリーズ。同ブランドの中でも革新性を誇るISPAシリーズの使命は、ユニークで変わり続ける人工的な環境に対応する画期的なプロダクトを開発すること。この理念を元に、日々実験を繰り返しながら、日常の中にある問題をスマートに解決する機能性と実用性を優先させた汎用性の高いフットウェアを世に送り出し続けている。そんなISPAシリーズから、2020年秋冬シーズンにデビューしたISPA Drifterが新たなシルエットで登場する。
ISPA Drifterは、イノベーション、伝統主義、クラフトマンシップをテーマに開発された。特徴的なシルエットのミッドソールにはリサイクルされたZoom Xフォームを、ヒールクリップとアウトソールにはコルクが用いられており、アッパーはユニークな構造にすることによって不要な素材や接着剤を省き、ソックライナーや素材の端まで接着剤をつけるミッドソールの使い方も回避。また、スエードや天然のヘンプなどを含むプレミアムな素材を仕様することで、ドリフターの意義や意図を感じさせる特徴的なデザインに。親指が別れた日本の伝統的な地下足袋の形を、〈Nike〉の最新テクノロジーによって人工的環境に馴染み、軽量で一日中機能を発揮するシューズにアップデートしている。
今回リリースされるISPA Drifter “Indigo”は、徳島県上板町を拠点とし、天然藍の栽培や“藍染め”の染料である蒅（すくも）の生産、染色、デザイン、製作までの作業を自社で一貫して行っている〈BUAISOU〉とのコラボレーションによって製作された。伝統的な技術を継承する〈BUAISOU〉の職人の手によって1足1足染められており、それぞれ個性的で一点物の雰囲気を漂わせる仕上がりに。また、素材そのものの色をそのまま使ったISPA Drifter “Natural”も世界各地で発売。このモデルは、ISPAの理念を制作工程や素材選定に活かしたものとなっている。
〈Nike〉のフットウェア・プロダクトデザイン担当ヴァイスプレジデントのDarryl Matthews（ダリル・マシューズ）は、本プロダクトについて以下のようなコメントを発表。「ISPA Drifter “Indigo”は、“Natural”の白いキャンバスのような状態から、ISPA Drifterのコンセプトの原点である日本に目を向けて作られました。“Indigo”は、徳島のBUAISOUの職人による、藍染めの技術からインスピレーションを得ています。日本向けにインディゴ カラーで作ることができ、また世界に向けてそのストーリーを発信する機会を得られたことを嬉しく思います」
〈Nike〉ISPA Drifter “Indigo”は、日本限定で8月31日（火）より『SNKRS』『NIKELAB MA5』および『DOVER STREET MARKET GINZA』、一部の〈Nike〉取扱店にて販売予定。価格は60,500円（税込）。また、ISPA Drifter “Natural”については9月15日（水）より『SNKRS』『NIKELAB MA5』『DOVER STREET MARKET GINZA』のほか一部の〈Nike〉取扱店にて販売予定。価格は24,200円（税込）となる。
