ビリー・アイリッシュが過去の動画内でのアジア系への差別発言について謝罪
14歳頃に撮影されたTyler, The Creatorの楽曲 “Fish”のリップシンク動画が流出
〈Jordan Brand(ジョーダン ブランド)〉とのコラボモデルのビジュアルが浮上したBillie Eilish(ビリー・アイリッシュ)だが、過去に撮影された動画内でアジア系に対する差別的な発言を行なっていたと炎上。Billie本人が本件に関して謝罪文を発表した。
問題の動画は、Tyler, The Creator(タイラー・ザ・クリエイター)が2011年にリリースした楽曲 “Fish”をリップシンクしたもの。彼女が13歳か14歳の時に撮影されたものだと見られているが、その動画が『TikTok』上に流れたことで世界中に拡散され、批判が殺到した。
Billie Eilishは『Instagram』のストーリーで「私は愕然とし、恥ずかしく思うと同時に、その言葉を1度でも口にしたことに吐き気がします」とコメント。「それまで私の周りにいる家族であの言葉を使った人がいなかったため、あの言葉を聞いたのはあの曲が初めてでした。当時の私の年齢や無知さを抜きにしても、傷つけてしまったという事実は変わりありません。そのことについて、申し訳なく思っています」と続けた。
さらにアジア系をからかっているかのような訛りを真似ている箇所について「適当な言葉を話している私が映っていますが、あれは私が子どもの頃からやっているもので、ペットや友人、家族に対し、あのような話し方で話してきました。ただのおふざけであって、誰かや何かしらの言語、訛り、文化をからかう意図は一切ありません」と謝罪した。
全文は以下となっている。
私はあなた方を愛しています。そして皆さんの多くからこの件について対処するよう頼まれてきました。自分の本来の姿ではないレッテルを貼られていることも併せて、この件について言及したいと思います。出回っている編集済みのビデオの中で、13歳か14歳の頃の私が楽曲に登場する言葉を口ずさんでいますが、私は当時、それがアジア系コミュニティの方々に対する侮辱だと理解していませんでした。私は愕然とし、恥ずかしく思うと同時に、その言葉を1度でも口にしたことに吐き気がします。それまで、私の周りにいる家族であの言葉を使ったことがある人はいなかったため、あの言葉を聞いたのはあの曲が初めてでした。当時の私の年齢や無知さを抜きにしても、傷つけてしまったという事実は変わりありません。そのことについて、申し訳なく思っています。編集済みのビデオには、適当な言葉を話している私が映っていますが、あれは私が子どもの頃からやっているもので、ペットや友人、家族に対し、あのような話し方で話してきました。ただのおふざけであって、誰かや何かしらの言語、アクセント、文化をからかう意図は一切ありません。私のことを知っている人であれば、私がずっとそういう話し方をしてきたことを知っています。どのように解釈されたにせよ、私には自分の行動で誰かを傷つけるつもりなど全くなく、それを聞いた人が傷ついてしまうようなレッテルを貼られてしまったことに心を痛めています。私は信念を持っているだけでなく、これまでずっと自分のプラットフォームを多様性や平等のために使おうと懸命に取り組んできました。私たちは誰もが、会話をし続けなければいけません、耳を傾け、学び続ける必要があります。皆さんの声は私に届いていますし、私はあなた方が大好きです。これを読む時間をとっていただき、ありがとうございました
















