ロサンゼルスのランドマーク HOLLYWOOD SIGN が NFT としてオークションに出品されることが明らかに

今年2月に“WOOD”が“BOOB”（おっぱい）に変更された事件も記憶に新しいロサンゼルス・ハリウッドのランドマーク HOLLYWOOD SIGN（ハリウッドサイン）が、なんと“NFT（Non-Fungible Token）”としてオークションに出品されることが発表された。

オスカー賞受賞経験もあるプロデューサー Michael Sugar（マイケル・シュガー）が立ち上げたクリエイティブ・プラットフォーム『Sugar23』と「ハリウッド商工会議所」が企画し、この夏の出品を予定しているものの具体的なことは何も決まっておらず、現在は“NFT”を製作するアーティストやメーカーを探している初期段階だという。ちなみに気になる売り上げは、「ハリウッド商工会議所」および関連する慈善団体の運営などに充てられるそうだ。

だがBanksy（バンクシー）のスクリーンプリント作品 “Morons”が焼却されたことを例に、有形物の“NFT”化は価値を担保する意味で実物がなんらかの形で抹消されることが多いが、はたしてHOLLYWOOD SIGNはどうなるのだろうか。