『ベルセルク』で知られる漫画家・三浦建太郎が54歳で急死
1989年から33年間連載を続けていたが、未完の大作に
漫画『ベルセルク(BERSERK)』などで知られる漫画家・三浦建太郎が、5月6日(木)に54歳の若さで急死していたことが分かった。『ベルセルク』の連載元である「白泉社」によると、死因は急性大動脈解離だという。
1966年にデザイナーの両親のもとに生まれた三浦氏は、1988年の大学在学中に短編『ベルセルク』を『コミコミ』に投稿し、これを機に翌年から『月刊アニマルハウス』で『ベルセルク』の連載をスタートし漫画家デビュー。以降同作は『ヤングアニマル』に舞台を移し、現在に至るまで33年間連載を続け、累計4000万部を超える人気作だったが三浦氏の死去により未完となってしまった。だがここ数年はたびたび掲載が遅れることがあり、ファンの間ではストーリーの練り直しやアナログからデジタルに描き方を変更したこととあわせて、その綿密な作画による体調不良が理由ではないかという声もあった。
『HYPEBEAST』編集部一同、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
【三浦建太郎先生 ご逝去の報】
『ベルセルク』の作者である三浦建太郎先生が、2021年5月6日、急性大動脈解離のため、ご逝去されました。三浦先生の画業に最大の敬意と感謝を表しますとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。
2021年5月20日 株式会社白泉社 ヤングアニマル編集部 pic.twitter.com/vy923fIqiP— ヤングアニマル公式 (@YoungAnimalHaku) May 20, 2021
Balmung's dark knight memorial to Berserk author Kentaro Miura. I love this community. pic.twitter.com/QYveSkQ9Go
— Oz! @ 5.5 (@localhyurzen) May 20, 2021
(※『FINAL FANTASY XIV Online』の暗黒騎士は、『ベルセルク』の主人公ガッツに影響されたデザインで知られることから、海外では追悼の意を込めてプレイヤーたちが葬列を作っている)