ニューヨーク州が DMX の誕生日である12月18日を “Earl DMX Simmons Day” と正式に認定
「ヒップホップで育ったキッズの1人として、DMXが残してくれた功績に感謝します」 by アメリカ合衆国上院議員 ジャマル・ベイリー
アメリカ・ニューヨーク州が、今年4月9日（現地時間）に永逝したラッパー DMXことEarl Simmons（アール・シモンズ）の誕生日である12月18日を“Earl DMX Simmons Day（アール・DMX・シモンズの日）”と正式に認定したことが明らかになった。
この件は、4月24日（現地時間）に行われたDMXの追悼式の中で、アメリカにおける銃暴力を規制するNPO団体「LIFE Camp」の共同設立者 Erica Ford（エリカ・フォード）と地元活動家のPriscilla Echi（プリシラ・エチ）よって発表された。彼女たちによると、先日アメリカ合衆国上院議員のJamaal Bailey（ジャマル・ベイリー）がDMXの功績を称えて彼の誕生日の12月18日を“Earl DMX Simmons Day”とする決議案をニューヨーク州議会に提出したところ、これが正式に認められたようだ。また、Baileyは議会でDMXのリリックをラップで披露し、さらに先述の決議案を提出した際に以下のようなDMXへの弔辞を述べている。「ニューヨークに住む人々は、それぞれ自分自身のヒップホップの王様が存在します。私にとってそれはウェストチェスター郡出身のEarlでした。彼はDMXと呼ばれ、私が知る限り最も偉大なヒップホップアーティストの1人です。ヒップホップで育ったキッズの1人として、DMXが残してくれた功績に感謝します。そしてそれ以上に、Earl Simmonsが世界に与えた影響をよろこばしく思います。彼が安らかに眠り、その思い出が祝福されますように」
