Lexus と Ondrej Zunka のタッグが LF-Z Electrified のバーチャルインテリアで未来へと誘う
デジタルアーティストが魅せるラグジュアリーカーでの宇宙旅行
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先日、「Lexus(レクサス)」が発表したEVコンセプトモデル LF-Z Electrified(エレクトリファイド)は、それほど遠くない未来の自動車デザインの展望を世界に示した。それは最も影響力のあるチェンジメーカーとしてのコンセプトカーのみならず、現代の消費者の価値観やライフスタイルと前向きなアプローチで繋がる揺るぎない献身性を表すブランドの新しい章の始まりでもある。この未来への挑戦にあたり、「Lexus」はジャンルの垣根を超えたクリエイターを招くことで車の仮想インテリアについて独自の見解を提示するべく、デジタルアーティスト Ondrej Zunka(オンドレイ・ズンカ)をフックアップ。究極のユーザー体験のために彼が内部を手掛けた「Lexus」LF-ZElectrifiedのバーチャルコックピットを公開した。
Ondrej Zunkaの現実に縛られない想像力豊かなアートは、従来のカーデザインの概念に捉われず、時空を超えたスペースエイジメカニズム、SF素材、多次元のカラーリングを携え、まるでAIによって作成されたかのようなSF感満載のインテリアを考案。メモリーフォーム機能を持った半透明シリコン素材のシートは、乗客の体を包み込むと同時にソフトなグリップを生み出し、どんな体にもフィットしながら安全性も確保する。これにクローム素材の半光沢シーリング、グリフがあしらわれたダッシュボード、サイドパネル、UIパネルがシリコン素材と見事な一体感を醸し出す。また、停車時にはインテリアパネルのグリフが変化する仕掛けも用意されている。
「このインテリアデザインは純粋にスペキュラティブであり、自由な連想、純粋な想像力と創造性から構成されています。インテリアを人間が作ったものではなく、洗練された人工知能によってデザインされたように感じさせたかったのです。既知の言語やデザインの概念を超えて、車のインテリアデザインで通常使用されているものを忘れたかったのです」と話すZunka。「Lexus」がもとより培ってきたドライバーと車両のつながりに重点を置いたインテリアデザインは、Ondrej Zunkaによって今後実現するかもしれない宇宙旅行へと昇華された。
OndrejZunkaがデザインしたLF-Z Electrifiedは、これから「Lexus」が育んでいくファッションとアートの分野におけるさまざまなクリエイターとのコラボレーションシリーズの一部に過ぎない。今後どのようなデザインが公開されるのかを楽しみにしつつ、「Lexus」の公式サイトをチェックしてみよう。