レアル・マドリードのペレス会長が欧州スーパーリーグの発足12クラブは脱退できないと主張

何かしらの拘束力のある契約を結んでいるそうだが……

スポーツ
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4月18日(現地時間)の発表直後から欧州フットボールシーンに天変地異をもたらすとして世界中から猛反発や批判の声が上がり、わずか48時間で事実上の崩壊を迎えることとなった「ECA(欧州クラブ連盟」の「欧州スーパーリーグ(European Super League)」構想。発足12クラブのうち10クラブが脱退を表明したことが計画頓挫の大きな要因だが、これに「ESL」を主導するレアル・マドリードの会長 Florentino Perez(フロレンティーノ・ペレス)が待ったをかけた。

スペインの大手スポーツ紙「AS(アス)」のインタビューでPerezは、12クラブが「ESL」から脱退不可能な拘束力のある契約を結んでいるとコメント。詳細については明言を避けたが、この契約が存在する以上「ESL」構想は進行するつもりであることを主張した。また、「ESL」の要でもある莫大な賞金の後ろ盾となるメインスポンサー「JPMorgan Chase(JPモルガン・チェース)」が撤退を示唆する声明を発表したことについても、「撤退の事実はありません。彼らも撤退したクラブ同様に反省の時間を設けているだけです。何かを変更しなければならない場合は修正していくつもりですが、ESLはわれわが考えうる実現可能な最高のリーグです」と強気な姿勢を見せている。

一方で「ECA」と対立関係にある「UEFA(欧州サッカー連盟)」や「FIFA(国際サッカー連盟)」は、発足12クラブと所属選手に対し一定期間の出場停止などの厳しい制裁を課すことを検討しているそうで、欧州フットボールシーンは過去に例をみない泥沼の様相を呈してしまっている……。

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