Apple が世界のブランド価値ランキング “Best Global Brands 2021” で1位を獲得
日本企業トップは「TOYOTA」の第7位
世界最大のブランディング専門会社「Interbrand（インターブランド）」が、2021年におけるグローバルブランドの価値評価ランキング “Best Global Brands 2021”を発表した。
“Best Global Brands”は世界的に事業展開を行うブランドを対象に、そのブランドが持つ価値を金額に換算してランキング化したもの。「Interbrand」は2000年から毎年このランキングを発表しており、今回で22回目を迎えた。近年の時代の不安定性/不確実性が、昨年の新型コロナウイルス感染症（COVID-19）のパンデミック以降により加速され、その影響がランキングにも如実に反映されている。
“Best Global Brands 2021”では、第1位を「Apple（アップル）」が9年連続で獲得。第2位が「Amazon（アマゾン）」、第3位が「Microsoft（マイクロソフト）」、第4位が「Google（グーグル）」、第5位は「Samsung（サムソン）」という結果に。トップ5の企業は全てほぼ20%台の高い成長率と共に、昨年と同様の順位をキープした。また、トップ100には日本企業も7社がランクイン。その中でもトップとなるのは第7位の「TOYOTA（トヨタ）」。次いで第25位の「Honda（ホンダ）」、第41位の「Sony（ソニー）」、第59位の「日産」、第70位の「任天堂」、第79位の「Canon（キャノン）」、第88位が「Panasonic（パナソニック）」という結果に。ちなみに、「TOYOTA」をライバル視する「Tesla（テルサ）」は同ランキングでは第14位に留まったものの、“Top5 Growing Brands（最も成長率の高い5ブランド）”においてはトップとなり、成長率が前年比+184%という驚きの結果を残している。
また、今年のランキングにおいて、「LVMH（モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン）」が有する5つのブランドがトップ100に名を連ねている点にも注目したい。そのラインアップは、13位に〈Louis Vuitton（ルイヴィトン）〉、77位に〈DIOR（ディオール）〉、92位に〈Tiffany & Co.（ティファニー）〉、95位に「Hennessy（ヘネシー）」、そして今回初ランクインを果たした100位の『Sephora（セフォラ）』。これによって「LVMH」グループは、“Best Global Brands”を最も有するコングロマリットとなった。
“Best Global Brands 2021”の全結果はこちらからご確認を。
