Tyler, The Creator が西海岸の人気レコード店 Amoeba Music の移転先を紹介
Tylerにとっても思い入れの深い音楽好きの聖地
去る1月26日(現地時間)に開催した第62回グラミー賞で、見事にBest Rap Album(最優秀ラップアルバム賞)を受賞していたラッパー/プロデューサーのTyler, The Creator(タイラー・ザ・クリエイター)。そんな彼が、自身のお気に入りである人気レコードショップ『Amoeba Music(アメーバ・ミュージック)』のハリウッド店の移転先の様子を紹介する映像に登場した。
1990年にバークレーのテレグラフアベニューで第1号店をオープンして以来、1997年オープンのサンフランシスコ店、2001年オープンのロサンゼルス・ハリウッド店の3ストアを構える『Amoeba Music』は、音楽誌『Rolling Stones』が厳選した“世界で最も素晴らしいレコードショップ TOP 10”に名を連ねる有名レコード店。カリフォルニア最大級のスケールとも言われるその店内には、廃盤となって手に入れることの難しい希少な音盤から最新レコードまで、あらゆるCDやアナログを展開し、音楽好きの人々にとっては聖地ともいえる名店中の名店である。
しかし、2015年10月の店舗の売却報道、2019年には店舗の位置する6400 サンセット大通りが住宅街へと再開発されることが明らかになり、ファンからは閉店間近ではないかという不安の声が上がっていた『Amoeba Music』ハリウッド店。先日、同ショップの公式『YouTube』チャンネルに公開された動画には、店の関係者と共に肩を組むTylerが登場し、彼は「俺が初アルバムのGolbinを出したばかりの時、Amoebaは僕があのデカイ看板と一緒に写真を撮るために、屋根に登ることを許してくれたのさ。その日がきっかけで俺はずっと(Amoeba)を支持しているよ。彼らもずっと俺を支持してくれている。一生ラブだ」とAmoebaへの特別な想いを語っている。『Amoeba Music』の関係者は「新たな物件を探すこの過程で、たくさんのお客様とロサンゼルス地域の方々から頂いた多大な応援に感謝しています」とコメント。そんなのハリウッド店の再オープンは、アメリカの労働者の日となる5月1日(現地時間)が予想されている。
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