adidas が NBAオールスター2020コレクションを発表
シカゴのバスケットボールカルチャーに敬意を表したコレクション
アメリカ・シカゴで2月14〜17日(現地時間)に開催される2020年の「NBAオールスターゲーム」に向けて、〈adidas(アディダス)〉からスペシャルコレクションが発表された。本コレクションは、オールスターに出場する選手が着用する特別なモデルだけでなく、シカゴの有名なリテーラーやクリエイターとのコラボレーションも含まれた、ライフスタイルとパフォーマンスの両方の観点で制作されたラインアップを展開する。
Life Style
〈adidas Originals(アディダス オリジナルス)〉と、シカゴのストリートカルチャーの中心地と言えるショップ『Fat Tiger Workshop(ファットタイガー ワークショップ』に所属するアーティスト3名、Rello Jones(レロ・ジョーンズ)、Des Owusu(デ・オウス)、Vic Lloyd(ヴィック・ロイド)とのコラボレーションモデルが登場。街の自然にインスパイアされたオリーブグリーンのRivalry Hiは、ヒール部分の“WANG(WE ALL WE GOT)”の刻印が印象的。その他、Superstarをベースにした3つのモデルを展開。“Chicago Plays Harder”は、ソールやトゥ部分などの随所に配された鮮やかなピンクが目を引く。ソフトピンクの“Paradise Lost”は、手書きのようなフォントで“THREE STRIPES”、“WE ARE ALL SUPERSTARS”と描かれている。オールレッドのカラーリングが印象的な“Chicago Girls Do It Better”は、アッパーにパテントレザーを採用。これらは、2月8日よりシカゴのリテーラーで発売、2月15日(ともに現地時間)より〈adidas〉公式オンラインストアでも販売される。価格帯は、100〜110ドルとなる。
また、シカゴ生まれの女性バスケットボールプレイヤーであり、現在〈adidas〉に所属しているJasmine Jones(ジャスミン・ジョーンズ)が手がけたTop Ten Hi “P.D”、Pro Model “Heart Court”も登場。前者は、Jasmineが夕暮れ時にシカゴのバスケットボールコートを撮影したイメージから着想した、ブラックとオレンジのカラーリングを採用。後者は、ブラック/レッドのカラーに、コートのラインが描かれたユニークな仕様に。両モデルとも、2月12日よりシカゴのリテーラーで発売し、2月15日(ともに現地時間)より〈adidas〉公式オンラインストアでも購入可能となる。価格は、どちらも110ドル。
ライフスタイルの締めくくりとして、〈adidas〉は1980〜1990年代にかけてシカゴで人気を誇ったショップである『Tony’s Sports(トニーズ スポーツ)』のポップアップを2月7日〜16日(現地時間)に開催する。期間中には、このための特別なアイテムの販売や、ポップアップタトゥーショップなどのイベントも行われるとのことなので、詳細は上記のスクロールから確認しよう。
Basketball
2008〜2016年までシカゴ・ブルズに在籍し、現デトロイト・ピストンズ所属のDerrick Rose(デリック・ローズ)へオマージュを捧げたAdiZero Rose 1が復刻リリース。コンクリートのようなグレーカラーをベースに、アッパーのサイド部分にバラの柄がアクセントとして配されたタイプと、D.Roseの出身高校であるのSimeon Career Academy(シメオン キャリア・アカデミー)のチームカラーであるイエロー/ブルーのカラーリングが施されたタイプの2種類のカラーウェイをラインアップ。いずれも2月13日よりシカゴのリテーラー、2月14日(現地時間)より〈adidas〉公式オンラインストアで販売される。価格は140ドルとなる。

Adidas
ポートランド・トレイルブレイザーズ所属のDamian Lillard(ダミアン・リラード)のシグニチャーモデルであるDame 6は、ラッパーのPusha T(プシャ T)とのコラボレーションに。それぞれのフィールドのトップに立ったデュオにインスパイアされたこのシューズは、ミッドソールの内側全体に“I Am My Own Fan”とプリントされ、1990年代のミックステープ文化にインスパイアされたデザイン要素が盛り込まれ、自身もラッパーとして活動するLillardらしい仕様に。このモデルは、2月14日(現地時間)に〈adidas〉公式オンラインストアでリリースされる。価格は140ドル。

Adidas
ヒューストン・ロケッツの“ザ・ヒゲ男”ことJames Harden(ジェームズ・ハーデン)とロサンゼルスを拠点とするデザイナー/ブランド〈Daniel Patrick(ダニエル パトリック)〉によるフットウエアは、Harden Vol.4をブラック/ホワイト/オレンジのカラーリングにアレンジ。同シリーズの中で最も軽量なLightstrikeのクッショニングを搭載し、安定感とコードでの瞬発力をサポートする。2月14日(現地時間)より〈adidas〉公式オンラインストアにて150ドルで発売。

Adidas
ユタ・ジャズ所属のDonovan Mitchell(ドノバン・ミッチェル)のシグニチャーモデル、D.O.N. Issue #1は、シンプルなブラック/オレンジのカラーウェイで登場。2月28日(現地時間)より、〈adidas〉公式オンラインストアにて、100ドルで発売となる見込み。
最後に、Pro Model 2Gが新たな2つのカラーウェイで登場。一つは、コートで映える大胆なゴールド/ブラック仕様で、もう一つはSuperstarのクラシックなホワイト/ブラックとなる。両タイプとも、Brandon Ingram(ブランドン・イングラム)、Kyle Lowry(カイル・ラウリー)、Trae Young(トレイ・ヤング)、Patrick Beverley(パトリック・ビバリー)、Zach LaVine(ザック・ラヴィーン)らのスター選手が着用する予定。本モデルは、2月10日(現地時間)より〈adidas〉公式オンラインストアにてリリース。価格は100ドルとなる。
これら全てのモデルの日本国内での展開については、本稿執筆時点では確認できていないため、ブランドからのアップデートを待とう。
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