ウォリアーズがラプターズのNBA初制覇を祝してトロントの地元紙に広告を掲載

「ゴールデンステート・ウォリアーズは、歴史的偉業を成し遂げ、トロントの街に2019年のNBAタイトルをもたらしたトロント・ラプターズを祝福いたします」

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数々の熱戦をものにし、遂に悲願のNBA初制覇を成し遂げたトロント・ラプターズ。6月17日(現地時間)に開催された優勝パレードには、150万人が集結。優勝の立役者となったKawhi Leonard(カワイ・レナード)に対しては「MVP!」コールが巻き起こり、優勝できないPGのイメージを払拭したKyle Lowry(カイル・ロウリー)も喜びを爆発させていた。

この優勝パレード当日、ファイナルでスリーピートの夢を絶たれたゴールデンステート・ウォリアーズが、トロントの地元紙『Toronto Stars(トロント・スターズ)』に広告を掲載。1ページ丸々占拠したそのADには、GSWのエース Stephen Curry(ステフィン・カリー)がLowryと抱き合う写真が使用されており、その上には「ゴールデンステート・ウォリアーズは、歴史的偉業を成し遂げ、トロントの街に2019年のNBAタイトルをもたらしたトロント・ラプターズを祝福いたします」というラプターズ初優勝を祝すメッセージが添えられている。

Kevin Durant(ケヴィン・デュラント)やKlay Thompson(クレイ・トンプソン)の負傷という不幸もあり、3連覇を成し遂げられなかった金州勇士は悔しさを滲ませているはず。それでも、トロントの人々とともに歴史的快挙を成し遂げたライバルを讃えるその姿勢は、まさにスポーツマンシップの象徴といえるだろう。

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