LQQK Studio よりプリントスタジオとしての道程を辿るアーカイブブックが発売
歴代コレクションアイテムやスタジオ内、作業風景も掲載されたストリートに身を置く者のバイブルが誕生
2010年にニューヨーク・ブルックリンの一室でスタートしたデザイン集団「LQQK Studio（ルック スタジオ）」は、ビジュアルアーティストのTom Sachs（トム・サックス）やアート/ポルノマガジンの『Richardson』誌、〈N.HOOLYWOOD（エヌ.ハリウッド）〉など、ジャンルの垣根を超えて様々な協業を行い、アメリカのみならず世界のストリートシーンに深く名を刻んできた。そして今回、その彼らより、デジタル全盛期に何故あえてシルクスクリーンというアナログな手法に挑戦し続けるのか、そして今まで道程や歴代アイテムを記したアーカイブブックが発表された。
全164ページの“THE BQQK”と題された同書には、「LQQK Studio」による膨大な過去のコレクションアイテムから選んだTシャツ＆キャップなどのアパレルウェア、シルクスクリーンをするAlex Dondero（アレックス・ドンデロ）の姿、スタジオでデザインされたグラフィックの数々など、テキストを一切省いたフォトダイヤリーによって構成されたアート性の高い1冊となっている。
「LQQK Studio」を語る上で欠かせないこちらのアーカイブブックは、100冊限定で2,055円（税込）にてオフィシャルサイト『（un）』及び、東京、ニューヨーク、ロサンゼルスの限られたリテーラーで販売中。上のフォトロールより同誌の一部をチェックしつつ、新たなグラフィックと色使いが目を引く「LQQK Studio」2017年秋コレクションもあわせて確認しておこう。
