Softbank が外資配車サービス Uber に10億ドル投資

“21世紀の黒船”が2020年の東京五輪に向けて日本国内でのシェア拡大を狙う?

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ロンドンで営業免許を剥奪され、デンマークやハンガリーでも業務停止が下されている「Uber(ウーバー)」だが、「Softbank(ソフトバンク)」は同社に約10億ドル(約1,140億円)を出資する準備ができているようだ。『TechCrunch』は「Uber」の広報担当者から受け取った以下のメッセージを伝えている。

当社はSoftbankとDragoneerが主導するコンソーシアムと将来的な投資について、契約の締結に近づいております。我々は、本契約がUberの秘めた長期的な可能性を確かなものへとする力強い後押しになると信じております。契約がまとまれば、当社はテクノロジー開発へ投資や自国および海外での事業拡大とあわせて、コーポレートガバナンスも強化することができるでしょう。

しかし、「Softbank」は基本的な合意を認めているものの、最終的な合意に至っておらず、「取得株式価格と取得株式数がSoftbankグループ側の満足にいくものにならなければ、出資はなされない可能性があります」と発表。コンソーシアム側からは約90億ドル(約1兆円)の投資が確定的なものとなっており、これが実現すれば「Uber」の株式14%を取得する見込みになることから、「Softbank」の線引きはこの地点にあると推定される。

「Uber」は現在、日本の一部範囲でしか使用できず苦戦が強いられているが、「Softbank」のアシストにより国内でのシェアも加速することになるのだろうか。東京では2020年にオリンピックが控えていることもあり、今後の動向に注目が集まる。

また、「Uber」は現在開発中の“空を飛ぶタクシー”を2020年までにロサンゼルスで試験導入するとのこと。

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