Damien Hirst がメスでデザインした都市の風景
イギリス出身の現代美術家で起業家、かつアートコレクターでもある「Damien Hirst(ダミアン・ハースト)」による最新のアートシリーズ「Black Scalpel Cityscapes
イギリス出身の現代美術家で起業家、かつアートコレクターでもある「Damien Hirst(ダミアン・ハースト)」による最新のアートシリーズ「Black Scalpel Cityscapes (黒いメスの都市の風景)」は“生きた都市のポートレート”として描写した視覚的な表現となっている。膨大な数の外科用メス、カミソリ刃、ピンが黒い背景にセットされ、世界中の都市部を鳥瞰できるように形づくっている。ワシントン、ローマ、リーズ、北京、ニューヨークという都市が政治的、経済的、あるいは宗教的に重要な都市として捉え表現されている。
計画的な模写とグリッドのようなシステムを利用して、ハーストは “スポット・ペインティング” や“エントモロジー(昆虫学)”シリーズといった自身の初期の作品に見られる有名なスタイルへのオマージュを捧げている。ハーストはまっすぐなエッジのデザインをクリーンで美的なアピールとして参照しながら、手術用のナイフの怖さもほのめかし、「闇であると同時に光である」ようにスチールの外科用メスを描いた。これには観客自身が関与している大規模な死やそれ以上のことについて批判的に検討できるように後押しするような「特定の目標のみを破壊する正確な空爆」というハーストの解釈も含まれている。
このファンタスティックな展示はブラジル、サンパウロの中心にあるWhite Cube(ホワイト・キューブ)で2015年1月31日まで開催中。 どうぞお見逃しなく。
White Cube São Paulo
Rua Agostinho Rodrigues Filho 550
Vila Mariana
São Paulo
Brazil