FFKT が選ぶ “Roots” ── My Playlist
第13回目は、音楽フェスティバル FFKT
『Hypebeast』がキーパーソンとともにカルチャーを横断するサウンドをキュレーションするプレイリスト企画の第13弾。それは、日々カルチャーの第一線を走るクリエイター/アーティスト/アイコンたちが“自分が本当に今聴きたい選曲”を通じて、パーソナルな感性をシェアするプロジェクトだ。ジャンルや知名度にとらわれず、アーティストの“今”の感性をそのまま感じ取るように聴く体験。彼らが共有するプレイリストは、そんな新たな音楽との出会いと、自分自身の感性の広がり、そして“ディグ”の楽しさが再発見されるはずだ。
第13回目は、音楽フェスティバル FFKT。“波と風が交差する伊豆白浜で、ジャンルを超えて融けあう最高の音楽を”をコンセプトに掲げるFFKTは、エメラルドグリーンの海を望む絶好のロケーションを舞台に、踊るもよし、寝転ぶもよし、それぞれのスタイルで音楽を楽しめる開放的なフェスティバルとして知られている。今回の彼らの選曲テーマは、“Roots”だ。これをテーマに44曲選曲している。“波と風が交差する伊豆白浜で、ジャンルを超えて融けあう最高の音楽を”をコンセプトに掲げるFFKTは、エメラルドグリーンの海を望むロケーションを舞台に、踊るもよし、寝転ぶもよし、それぞれのスタイルで音楽を楽しめる開放的なフェスティバルとして知られている。
今回の選曲についてFFKTプロデューサー Hyotaは、「FFKTでは大切にしている、その場に寄り添う音楽と、そこに流れる時間を感じていただけるようなプレイリストを作成しました。アーティストが出演するステージや時間帯は、それぞれのキャリアや知名度ではなく、風景や時間の移ろいとどのように響き合うかを軸にタイムテーブルを構成しています。それぞれの出演者による演奏を流れとしてつなぎ、会場で過ごす時間そのものがひとつの体験となるよう、全体の流れを形づくっています。本プレイリストも同様に、これまでFFKTに出演した、または出演するアーティストの楽曲で曲順にフェスティバルの構成と同じ視点で、最初の1曲から順に最後の1曲までを通して聴くことで、FFKTに流れる時間をたどることができるように仕上げました。初めて訪れるあなたにも、いつも足を運んでくださるあなたにも、あなたと同じように音楽を愛する人が集うこの場所で大切にしていただきたいことはただひとつ。互いへの思いやり。それだけを持ち寄って、踊って、座って、寝そべって、自由に音楽と時間を楽しんでいただければと思います」とコメント。
サックス奏者・作曲家のKei Matsumaruより『回想録 #1: resonation』から始まり、青葉市子より『Horo』、アルヴァ・ノト(Alva Noto)と坂本龍一による共作『Uoon II』、イギリスのジャズシーンを代表するピアニスト、キーボード奏者、作曲家、音楽プロデューサー グレッグ・フォート(Greg Foat)とイタリアを代表する電子音楽作家 ジジ・マシン(Gigi Masin)によるアルバム『Dolphin』より『Leo Theo』と『Sabena』、日本の2人組音楽デュオ・バンド jan and naomi(ヤン アンド ナオミ)より『Fracture』、Tohjiのアルバム『one』より『one』、京都を拠点に活動するプロデューサー Stones Taroより『Breath Twice』、南ロンドンを拠点に活動する音楽プロデューサー兼DJ Mia Koden(ミア・コーデン)より『Movements』、コペンハーゲンを拠点に活動する女性2人組のDJ/プロデューサー Smerz(スメーツ)より『You See?』、パリやロンドンを拠点に活動するフランス出身のDJ・プロデューサー Toma Kami(トマ・カミ)より『Burning』、ベルリンを拠点に活動する電子音楽プロデューサー/DJ Kangding Ray(カンディン・レイ)より『Voil』、イギリスを拠点に活動する音楽プロデューサー兼DJ Actress(アクトレス)より『Dream (Edit)』、本名フェリックス・マニュエル(Felix Manuel)によるイギリスの電子音楽プロデューサー兼DJ DjRUM(デュラム)より『Waxcap』、イギリス・マンチェスターを拠点に活動するエレクトロニック・ミュージックのプロデューサー兼DJ Andy Stott(アンディ・ストット)より『New Romantic』、オークランドのベイエリアの音楽シーンを代表する存在として活躍しているSpace Ghost(スペースゴースト)より『Color Waves』、京都出身のアーティスト/ミュージシャン NTsKi(エヌ・ティー・エス・ケー・アイ)より『Lán Sè』などをセレクト。
なお今回のプレイリストの最後を飾るのは、FFKTの前身ともいえるTAICOCLUBの第1回に出演したMark Ernestus(マーク・エルネストゥス)とMoritz von Oswald(モーリッツ・フォン・オズワルド)によるユニット Rhythm & Soundの楽曲『New Day』。シカゴ・ハウスとベルリンのダブという異なる背景を持つ音楽が出会い、溶け合うことで生まれる独自の美しさは、ジャンルや境界を越えて音楽を楽しむFFKTの姿勢とも重なる。FFKTのルーツから現在、そしてこれからへ。そんな彼らの歩みを象徴する1曲として、『New Day』をプレイリストの最後に収めた。
1曲ごとに思考や感情、時代が息づく。音楽とクリエイターがリンクし作り上げられる物語を、ぜひ聴き逃さずに体感してほしい。次回のプレイリストもお楽しみに。
