Grounded in Motion ── On の史上最高峰レーシングシューズで感じるテクノロジーの進化
アスリートとともに進化するプロダクト哲学
Grounded in Motion ── On の史上最高峰レーシングシューズで感じるテクノロジーの進化
アスリートとともに進化するプロダクト哲学
走ることは、景色を通り過ぎることではなく、その土地とリズムを合わせることなのかもしれない。木々の間を抜ける風、絶えず変化する勾配、足裏から伝わる路面の感触。そのすべてに応えるように、1足のシューズがランナーを前へ押し出していく。
スイス発のパフォーマンスブランド〈On(オン)〉が送り出す最新レーシングシューズ Cloudboom Strike 2(クラウドブーム ストライク 2)とLightSpray Cloudboom Strike 2(ライトスプレー クラウドブーム ストライク 2)。ブランド史上最速を掲げるこの2足を携え、向かった先は、日本を代表するランニングスポットのひとつである箱根。豊かな自然とアップダウンが連続する約7kmのコースで、その推進力や反発性、そして刻々と変化する路面でも揺るがない安定感を確かめた。
スペックシートだけでは伝わらないのは、数字では測れない「走りの感覚」だ。路面を捉える一歩、身体を自然と前へ導く推進力、そして自然と一体になるようなランニング体験。本稿では、箱根というフィールドだからこそ見えてきた〈On〉の最新レーシングシューズの真価を紐解いていく。
「Onにとって、すべてのプロダクト開発はアスリートから始まる」
箱根でのイベントではまず、プレゼンテーションがあった。スイス・チューリッヒの本社でプロダクト戦略を担うルーカス・ケルナー(Lukas Kellner)は、「Onにとって、すべてのプロダクト開発はアスリートから始まる」と語る。
ブランドが目指すのは、トップアスリートのパフォーマンスを最大限に引き出すこと。その一方で、エリートランナーだけでなく、あらゆる人に「走ること」の楽しさや可能性を届けることも同じくらい重要なミッションだという。
その姿勢は、アスリートとの関係性にも表れている。単に契約を結びシューズを提供するのではなく、開発段階からフィードバックを重ね、ともにプロダクトを磨き上げる“パートナー”として向き合う。2023年、2025年にニューヨークシティマラソン優勝を果たしたヘレン・オビリ(Hellen Obiri)や東京マラソン2連覇を果たしたストゥメ・アセファ・ケベデ(Sutume Asefa Kebede)など、世界を舞台に活躍するランナーたちの知見は、〈On〉のレーシングシューズ開発に欠かせない要素となっている。
ケルナーは「私たちはランニングに取り憑かれていると言ってもいいほど情熱を注いでいる」と笑う。その情熱を支えているのが、スイスブランドらしい徹底したデータ検証と、実際にアスリートが走る現場から得られるリアルなフィードバックだ。数値による裏付けと、人の感覚。その両輪を行き来しながら、〈On〉のレーシングシューズは進化を続けている。
実走で確かめる、Cloudboom Strike 2の真価
プレゼンテーションを終えた一行は、試走会場となる芦ノ湖畔へと移動。豊かな自然に囲まれた約3.6kmのコースを舞台に、Cloudboom Strike 2の走行性能を実際に体感した。
一歩目から印象的だったのは、着地から蹴り出しまでのスムーズな足運びだ。高い反発性と推進力が自然とストライドを後押しし、意識せずとも普段よりテンポの良いペースで走り続けることができた。実際に筆者も走ってみて、普段のタイムよりも想定を上回り、スピードを維持しながらも余裕を感じられる走りを実現してくれた。
さらに印象深かったのは、走り終えた後の身体への負担の少なさだ。路面からの衝撃を受け止めながらも、脚へのダメージは最小限に抑えられている感覚があり、ペースを上げたランニングにもかかわらず、疲労感は想像以上に軽い。競技志向のランナーはもちろん、自己ベスト更新を目指す市民ランナーにとっても、そのパフォーマンスを実感できる1足だと感じた。
ランニングがライフスタイルとして定着し、多種多様なランニングシューズが揃う昨今。今回のメディアセッションを通して見えてきたのは、〈On〉が追求しているのは“速さ”そのものではなく、ランナーがより自然に、自信を持って一歩を踏み出せる体験だということ。トップアスリートとの共創から生まれたテクノロジーは、レースシーンだけでなく、走ることそのものの楽しさを改めて思い出させてくれる。
今回、実際に試すことのできたCloudboom Strike 2とLightSpray Cloudboom Strike 2は、7月30日(木)より〈On〉の公式オンラインストアおよび『On Flagship Store Tokyo Ginza』『On Store Tokyo Cat Street』、全国の取扱店舗にて販売開始。Cloudboom Strike 2の価格は35,200円で、カラーは“Aconite | Verdite”、“Verdite | Aconite”、“White | Lime”がラインアップ。一方のLightSpray Cloudboom Strike 2の価格は44,000円、カラーは“White | Lime”のみ。両モデルともオールジェンダー(メンズ 25-33cm相当 / ウィメンズ 22-29cm相当)のサイズ展開となる。





















