日本発のNBA公認ストーリーブランド NINJA BASKETBALL ARMY が始動
初のエキシビションを6月13日(土)から21日(日)まで代官山で開催
世界最高峰のバスケットボールリーグであるNBAより、日本発の公認ストーリーブランド〈NINJA BASKETBALL ARMY(ニンジャ バスケットボール アーミー)〉が始動。国内外で活躍するクリエイターの満永隆哉が率いるNINJA BASKETBALL ANONYMOUSがディレクションおよびプロデュースを手掛け、日本文化とバスケットボールを融合させた独自の世界観を発信していく。
本プロジェクトが描くのは、「もし16世紀の戦国時代にバスケットボールが存在していたら」という架空の歴史だ。戦乱の世の中、各地の領主たちは平和的な方法で天下統一を行うことを求め、その手段として白羽の矢が立ったのが、伝統的な手球遊び「手毬」だった。こうして忍者たちは刀や手裏剣の代わりに球を手にし、邪気払いの象徴とされた“桃”の籠へ球を投げ入れて勝敗を競うようになる。この競技こそが、後にバスケットボールと呼ばれるものだった。以降、各地の忍者たちは軽快な身のこなしに独自の忍術を競技に取り入れるようになり、この島国では独自のバスケットボール文化が築き上げられることとなった。
プロジェクト内のデザインには、忍者との歴史的な関わりを持つ三重県伊賀市および上野商工会議所の協力のもと制作された“忍者文字”を採用。アメリカ発祥のスポーツであるバスケットボールを、日本独自の視点で再解釈したビジュアル表現が大きな見どころだ。
参加するのは、ロサンゼルス・レイカーズやゴールデンステート・ウォリアーズ、シカゴ・ブルズなど全6チーム。各チームには日本各地の歴史や文化から着想を得たオリジナルの家紋やロゴが与えられ、ストーリー、グラフィック、キャラクター、ファッションといった複数の表現を横断しながら世界観が展開される。
また、10月に開幕するNBAの2026-27シーズンに先駆け、初のエキシビション「初鳴 -SHOMEI-」が6月13日(土)から21日(日)まで東京・代官山の『Space R』で開催される。会場では、今後の展開が予定されているアート作品やアパレルアイテムの展示に加え、和室や庭園を活用した空間演出を通じて、日本文化とバスケットボールカルチャーが交差する没入型体験を提供するそうだ。さらに、日本を代表する書道家の万美や、緊縛師・BENIと華道家LOYALTY FLOWERS(Koichi Hashiguchi)のアートプロジェクト“縛華”によるインスタレーションなど、日本文化をそれぞれの表現領域から解釈するアーティストたちの特別作品も並ぶ。
スポーツとカルチャーの境界がますます曖昧になるなか、〈NINJA BASKETBALL ARMY〉は日本独自の歴史や美意識を通してバスケットボールを再解釈する興味深い試みと言えるだろう。その物語がどこまで世界へ広がっていくのか、今後の展開にも注目したい。




















