村上隆と細川雄太による mononoke・made がセカンドコレクションを発表
村上のキャラクターやモチーフが持つ意味と、細川のものづくりに対する執着が交差することで生まれたセカンドドロップ
世界的に活躍するアーティスト 村上隆と、〈READYMADE(レディメイド)〉および〈©SAINT Mxxxxxx(セントマイケル)〉のデザイナー 細川雄太の2人が手掛ける特別なプロジェクト〈mononoke・made(モノノケ・メイド)〉が、セカンドドロップを発表した。
両者が2018年に出会って以来、互いの創作に対する理解と信頼を深めながら構想を重ね、2年以上の制作期間を経て誕生した〈mononoke・made〉。本プロジェクトは、村上が長年築き上げてきたアートの世界と、細川が培ってきたヴィンテージ加工やクラフトマンシップを融合させることで、“身に纏うアート”という新たな表現を提示している。そして今回、その待望の新作が6月20日(土)に発売される。
本コレクションでは、村上の代表作である「めめめのくらげ」「カイカイキキ」「パンダ」「桜」「目玉(アイボール)」に加え、長年制作を続けるアニメーションプロジェクト「6HP(シックスハートプリンセス)」にフィーチャー。それぞれ異なる背景や物語を持つアートワークを、〈mononoke・made〉独自の視点で再構築し、プロダクトへと落とし込んだ。
ラインアップは、オリジナルボディを採用したショートスリーブTシャツ6型(38,500円〜60,500円)とロングスリーブTシャツ1型(88,000円)、さらにサッカーシャツ(15万4,000円)の計8型。単なるプリントウェアに留まらず、フロント、バック、スリーブをひとつのキャンバスとして捉え、アート作品の物語性を立体的に表現している。グラフィックの配置や配色はもちろん、一部のアイテムにはキャラクターが隠されるなど、作品を読み解く楽しみも盛り込まれた。
コレクションのハイライトのひとつとなるサッカーシャツは、オリジナル開発の生地とスーパーワイドシルエットを採用。さらにフロントにはシルバー925製のオリジナルボタンを搭載することで、スポーツウェアとラグジュアリークラフトの境界線を曖昧にするアプローチを実現した。
また、今回のビジュアル撮影は、長年にわたり日本のカルチャーシーンを記録してきた写真家 ハービー・山口が担当。細川自らが撮影を依頼し、カイカイキキ三芳スタジオで撮り下ろされたビジュアルは、プロダクトそのものだけでなく、〈mononoke・made〉が描こうとする世界観をより鮮明に映し出している。
近年、ファッションとアートの協業は珍しいものではなくなった。しかし〈mononoke・made〉が興味深いのは、アートを単なるグラフィック素材として扱うのではなく、その背景にある文脈や物語ごと衣服へと移植しようとしている点にある。村上のキャラクターやモチーフが持つ意味と、細川のものづくりに対する執着が交差することで生まれた今回のセカンドドロップは、コレクションというよりもひとつの作品群として捉えるべきかもしれない。
〈mononoke・made〉セカンドドロップは、6月20日(土)より『Tonari no Zingaro』および全国の正規取扱店舗にて発売開始。



















