東映アニメーションによる『恐怖伝説 怪奇!フランケンシュタイン』が4K版で復活リリース
VHS以来となる待望のパッケージ版として発売
サマリー
- ブティック系ディストリビューター 「Deaf Crocodile」が手がける新規4Kレストア版を収録
- メアリー・シェリーの1818年刊小説と、クラシックなマーベル・コミックスシリーズから着想を得た作品
- 1984年のVHS発売以来、初となるアニメ作品のパッケージ版リリース
1981年に放送されたアニメ作品『恐怖伝説 怪奇!フランケンシュタイン』が、4Kリマスター版『Frankenstein: Legend of Terror』として復活を果たす。
本作は、「東映アニメーション」が制作し、「Marvel(マーベル)」がライセンス協力を行ったテレビアニメ映画。メアリー・シェリー(Mary Shelley)による1818年の小説『フランケンシュタイン』をベースに、1970年代のマーベル・コミック『The Monster of Frankenstein』からも影響を受けた作品として知られている。監督は芹川有吾と芦田豊雄。1981年にテレビ朝日で放送された98分のテレビスペシャルで、当時のアニメ作品としては異例とも言えるダークかつ成人向けの内容が大きな話題を呼んだ。
物語の舞台は1860年。科学者ヴィクター・フランケンシュタインと助手ズッケルによって生み出された“怪物”は、ある事件をきっかけに崖から転落し、死んだと思われていた。しかし生き延びた怪物は、社会から拒絶されながら孤独な旅を続けることになる。やがて盲目の老人とその孫娘エミリーと出会い、“フランケン”という名前を与えられた怪物は、初めて人との繋がりを知っていく。
一方で、ヴィクター自身は警部ベルボーに追われ、元助手から脅迫されながら徐々に狂気へと堕ちていく。本作は、宗教観や存在意義、孤独といったテーマを色濃く描いており、教会へ逃げ込んだ怪物が、自身の傷ついた手を十字架のキリストになぞらえる場面など、強烈なビジュアルと重厚な演出でもカルト的人気を獲得している。
今回の4Kリマスターを手掛けるのは、ヴィンテージアニメやカルト映画の復刻で知られる「Deaf Crocodile」。オリジナル日本語音声と英語字幕を収録し、羽田健太郎による劇伴音楽も完全収録される
。
なお、本作がフィジカルメディア化されるのは、1984年に「Vestron Video」から英語吹替版VHSが発売されて以来、実に40年以上ぶりとなる。長年“幻のホラーアニメ”として語り継がれてきた作品が、ついに新たな形で蘇ることになる。




















