HAY がニルス・ヨルゲン・ハウゲセンによる X-Line を復刻
〈HAY〉らしい鮮やかな色合いでアレンジ























デンマーク発のインテリアプロダクトブランド〈HAY(ヘイ)〉が、デンマーク人デザイナーのニルス・ヨルゲン・ハウゲセン(Niels-Jørgen Haugesen)の手掛けたX-Lineを復刻する。
1977年にデンマークの「Hybodan」社のためにデザインされたX-Lineは、8mmの細い鋼線で組まれた軽量性の高いスタッキングチェア。このプロダクトは、ミッドセンチュリーの木材を中心とした有機的なインテリアとは一線を画し、シャープでシンプルなデザインが特徴だ。1987年にID賞を受賞したチェアは、市場から一時撤退した後、2022年にデンマークの家具メーカーである「Magnus Olesen」によって再発売された。〈HAY〉による今回の復刻版は、「Haugesen estate」が共同でキュレーションし、グリーン、レッド、ブルーなど、同ブランドらしい鮮やかな色合いが採用されている。
〈HAY〉の共同創設者であるロルフ・ヘイ(Rolf Hay)は「X-Lineチェアはデンマークから生まれた数少ないハイテク製品の1つです」とコメント。「多くの点でこの国から生まれたインテリジェントなデザインの1つです。非常にミニマルでよく考えられています」と付け加えている。X-Lineは、現在海外の〈HAY〉正規販売店にて予約注文受付中。国内展開に関しては、現時点で確認できていないため、まずは上のフォトギャラリーからアイテムディテールをチェックしよう。