LAILA TOKIO が秘蔵の Maison Martin Margiela アーカイヴピースを初公開するラストエキシビジョンを開催
1992年に行われた伝説的な2つのショーで発表されたピースの数々を初めて一般公開


国内外のデザイナーブランドを取り扱うコンセプトショップ『LAILA TOKIO(ライラ・トウキョウ)』が、現店舗での営業終了前のラストエキシビション “Maison Martin Margiela Printemps/Été 1993”を5月30日(木)〜6月2日(日)までの会期で開催する。
『LAILA TOKIO』は『LAILA VINTAGE(ライラ・ヴィンテージ)』ディレクターによる新たなコンセプトショップとして、2013年7月26日に東京・渋谷にオープン。同ショップは先鋭的なデザイナーブランドを独自の視点で取り上げたプロジェクトが多数行われ、彼らの編集力/審美眼は国内外で高く評価されてきた。数多くのファッション・服好きが訪れた同ショップであったが、建物の老朽化による取り壊しのため、2024年6月2日(日)をもって約11年の歴史に幕を下ろす。
『LAILA TOKIO』は閉店までの期間、1Fギャラリースペースを使ってラストエキシビション “Maison Martin Margiela Printemps/Été 1993”を開催。このエキシビジョンでは、『LAILA TOKIO』の所有する〈Maison Martin Margiela(メゾン マルタン・マルジェラ)〉1993年春夏コレクションのアーカイヴピースを初公開。1992年10月15日、パリの18区の異なる場所で同時刻に開催された〈Maison Martin Margiela〉の2つのショー、“The White Show”と“The Black Show”は、閉館した劇場から購入したルネッサンスから17世紀にインスパイアされた舞台衣装を再構築したアーティザナルの服をはじめ、女性の肩に合わせ肩を狭めた男性用のジャケットなど、ミニマリズムとロマンティシズムの宿るデザインが披露された伝説的なコレクションの一つとして、ファンの間で語り継がれている。貴重なアーカイヴピースを直に観れる稀有な機会となるため、ぜひ会場へと足を運んでみてほしい。
Maison Martin Margiela Printemps/Été 1993
会期:5月30日(木)〜6月2日(日)
会場:LAILA TOKIO
住所:東京都渋谷区渋谷1-5-11 2F
時間:12:00-19:30
*館内はすべてのエリアで写真・動画撮影を禁止