Hypebeast が展開する音楽ディストリビューション・レーベルブランド Hypetrak 第1弾リリースは VaVa の新曲『Rolling Stone』に決定
記念すべき「Hypetrak」のディストリビューション作品第1弾となる楽曲を提供してくれたVaVaへのインタビューを敢行

『Hypebeast(ハイプビースト)』は、ミュージシャンをメディアでサポートする音楽ディストリビューション・レーベルブランド「Hypetrak(ハイプトラック)」を2024年5月29日(水)にローンチする。
「Hypetrak」とは、優れた作品を生み出すアーティストや新たな才能を発信し、彼らの音楽を世界のオーディエンスへ届けるためのディストリビューション・レーベルブランド。「Hypetrak」のディストリビューション作品第1弾は、日本のヒップホップシーンで活躍するクリエイティブ集団 CreativeDrugStore(クリエイティブドラッグストア)のメンバーであり、音楽レーベル「SUMMIT(サミット)」所属のプロデューサー/ラッパー VaVa(ヴァヴァ)の最新シングル『Rolling Stone』。この楽曲は「くだらないことがくだらなくない」をテーマに、地球というオープンワールドで生きる主人公(人類)たちの応援歌として制作されたという。『Hypebeast』は本作のリリースに際し、VaVa本人へのインタビューを敢行。彼がこの楽曲に込めた想いや、創作のプロセスについて語ってくれた。
Hypebeast:前作のシングル『ベストテン』から今回の新曲『Rolling Stone』までのリリース期間は、約2カ月です。2023年のEP『Love Less』から『ベストテン』発売までの間が約1年だった事を考えるとかなりハイペースだと思いますが、今作の制作期間はどれくらいでしたか?
『ベストテン』『Rolling Stone』、両方とも制作期間は1カ月ぐらいだと思います。作業量としてはそんなに多くないのですが、今振り返ると歌いたいことが降ってくるのを待つ期間としてそれぐらいかかってる感じのイメージです。
前作『ベストテン』はやや内省的なリリックでしたが、今回の新曲は前向きなリリックで、VaVaさんのポジティブな部分が凝縮された楽曲だと思いました。何か心境の変化等はありましたか?
内省的か、前向きか、この曲に関してはあまり自分の中ではっきりしてないかもです(笑)。僕は自分の心境の変化に気づきにくいタイプなので、自己分析はとても苦手なのですが、今回はトラック的にさらっと歌詞が出てきました。あまり悩んでいないかもしれません(笑)。でもその方が楽しく作れていると思うので、自分はとてもこの制作において満足しています。
タイトルを『Rolling Stone』にした意図や、リリックに込めた想いを教えてください。
日々の生活の中で、自分は好きだけど、他の人から見たら“くだらないもの”や“無駄なもの”。この“くだらないもの”、“無駄なもの”はそれをしなくても生きていけるもの、を指すのですが、それが無駄ではないというメッセージを残したかったです。本当に面白いものは無駄なものから生まれると思ってるから、無駄なことばっかりしたい。でも川で流れる石のように変化をしないと僕ら人間は生きていけない。どれだけ1人で生きているつもりでも、結局1人で生きてはいないですし。世に紛れつつも傷つきながら磨かれて、研がれていきたいという気持ちを歌詞にしました。
前作はMORIIさんがプロデュースには入っていたこともあってか、浮遊感のあるトラックでポップスのような仕上がりになっていました。今作はプロデュースはVaVaさんご自身で、ストレートなヒップホップになっています。いつもの作り方と変えた部分はありますか?
僕は作り方が毎回同じじゃないので、 本当に変な作り方をしていると思います。 所謂ルーティン化が僕のスタイルにあまりないため、比較が難しいのですが、笑ったり遊びながら作る時間が増えた印象があります。 なので、もっとバカして自分を笑わせたいなって思ってます(笑)。
今作の制作時に影響を受けた、または聴いていたアーティスト/楽曲はありますか?
楽曲に直接影響はしてないのですが、 僕は他楽曲に影響されやすいタイプなので 似てる曲とかは普段あまり聴かないです。日々の生活の中で多く聴いていたのはA$AP ANTです。彼の渋いスタイルが僕は大好きで、一生聴いています(笑)。
VaVaさんは作品のアートワークやMVにもこだわりが強い方だと思いますが、今作『Rolling Stone』のジャケットをインスタの投稿写真にした意図を教えてください。
多分、このアイデア自体も結局くだらないことだったり無駄なことだと自分は思うんです(笑)。なので、これといった理由がありません。でも、こういう無駄な要素に僕は惹かれていくタイプなので自分の作品ではそれをしっかりと体現したいという気持ちでした。僕のポーズもかなり謎です。
最後に、リスナーに向けてメッセージをお願いします。
普段VaVaの曲を聞いていただいている方、そして初めて僕を知ってくれた方、名前をなんとなく知ってるけどこれを機に聞いて頂ける方もいると思います。全ての人たちにありがとうございます、という気持ちです。今年は皆さんにとても楽しんでもらえるように色々用意してるので、『Rolling Stone』を聴いてお待ちいただけたら僕はとてもうれしいです! ありがとうございました!!