フィラデルフィア・76ers がジェームズ・ハーデンのトレード交渉を打ち切り
ジェームズ・ハーデンは依然として76ersに戻るつもりはない模様
8月12日（現地時間）、NBA フィラデルフィア・76ersがジェームズ・ハーデン（James Harden）のトレード交渉を打ち切ったことが報じられた。
3560万ドル（約51億6200万円）のプレイヤーオプションを契約し1年の残留を決めたにも関わらず、ロサンゼルス・クリッパーズ行きを希望し、オフシーズンを騒がせていたジェームズ・ハーデン。76ersは、彼の意向に沿いクリッパーズとのトレード交渉を進めていたが、今回、同チームは他球団との交渉を正式に打ち切ったという。
『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー（Adrian Wojnarowski）記者によると、76ersは『X（エックス、旧 Twitter）』にて「シーズン開幕に向けてジェームズ・ハーデンをトレーニングキャンプに戻す予定だ」と投稿。彼は同チームへの復帰を望んでいないことを公言していたが、76ersは依然として2023-24シーズンにジェームズ・ハーデンを獲得するつもりであり、シーズン開幕に向けて来月のトレーニングキャンプに戻す予定だという。また、『The Athletic』のサム・アミック（Sam Amick）記者によると、両者に近い関係者が、“76ersは彼をトレーニングキャンプに戻したがっているものの、ジェームズ・ハーデン自身は参加するつもりはないと伝えた”とのこと。未だ、ジェームズ・ハーデンはシーズン開幕前に他球団に拾われる望みを残しているようだ。
本件は果たしてどのような結末を迎えるのだろうか。引き続き、動向を見守ろう。
