マーク・ザッカーバーグが対決に“及び腰”なイーロン・マスクに苦言を呈す
「もしイーロンが本気で闘う気があるならば、彼は私に直接連絡してくるはずだ」

マーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)が以前より噂されているイーロン・マスク(Elon Musk)との“直接対決(ケージマッチ)”について、「前に進む時だ」と提言した。
両者が“直接対決”を行うことになった経緯については、こちらの記事を確認していただきたいのだが、当初から実戦に向けて前向きな姿勢をみせていたイーロンは、数週間にわたって対戦の可能性に言及した後、“ケージマッチ”はUFCのようなプロ団体ではなく、自身とマーク・ザッカーバーグがそれぞれ率いる組織が監督し、『Meta(メタ)』および『X(エックス)』でライブ配信すると宣言。さらに、イーロンは「私はイタリアの首相と文化相とこの件について話した。壮大な場所で(ケージマッチを)行うことについて、彼らは同意したよ」と発言している。ようやく直接対決は実現間近かと思われたが、突如イーロンは「首と上背部のMRI検査を受けることになって、手術が必要な可能性がある」と『X』に投稿。その後、本件について特に進展はない。
Exact date is still in flux. I’m getting an MRI of my neck & upper back tomorrow.
May require surgery before the fight can happen. Will know this week.— Elon Musk (@elonmusk) August 7, 2023
イーロンの“及び腰”な発言に業を煮やしたマークは、自身の見解を『Threads(スレッズ』に投稿。彼はその投稿で「イーロンは本気じゃない。私は(ケージマッチの)実際の日程を彼に提案している。ダナ・ホワイト(*Dana White:UFCの代表)も(我々の対決を)チャリティーのための正当な大会にすると申し出てくれた。しかし、イーロンは日程を決めず、手術が必要だと言って、代わりに私の裏庭で練習ラウンドをしたいと提案してきた。もしイーロンが本気で闘う気があるならば、彼は私の連絡先を知っているはず。彼が連絡してこないのであれば、前に進む時だ。私はこのスポーツに真剣に取り組む人たちとの競争に集中するつもりだ」と自身の意見を述べている。
マークのコメントに対し、イーロンからは未だ具体的な返答はなし。結局彼らの“ケージマッチ”はこのまま実現せずに計画は流れてしまうのか……今後の続報に期待しよう。