日本代表が FIBA バスケ W 杯でフィンランドに歴史的勝利

8月27日に開催された「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」1次ラウンド・グループEの日本 vs フィンランドの1戦。世界ランキング36位の日本は、最終スコア98-88で格上のフィンランド（世界24位）を下し、「オリンピック」「世界選手権」を通じて、ヨーロッパ勢から初めて白星を奪った。

第1クォーターを22-15でリードした日本だったが、第2クォーターでは14-31と逆転され、第3クォーターには最大18点差を付けられる。しかし、第3Q終了時点で10点まで点差を縮めることに成功。第4クォーターはまさに日本の独壇場だった。残り4:35時点で河村選手のレイアアップで同点、さらに河村選手は3:51に3ポイントを沈め、82-78とリードを奪う。残り40.7秒にはリバウンドからの速攻で富永選手がシュートを決め、10点差までリードを広げる日本。最終局面では、フィンランドのボールを、河村選手がスティールし、試合終了。第4クォーターはフィンランドが15点に終わったのに対し、日本は35点と大爆発した。ワールドカップでの日本の勝利は、2006年にパナマ戦以来、17年ぶりとなる。