ジャスティン・ビーバーの購入した NFT の価値が1億8,500万円から840万円まで下落

2021年、多くの著名人が文字通り桁違いの高額で購入し、話題となったNFTコレクションの“Bored Ape Yacht Club（ボアード エイプ ヨット クラブ）”。そんな“Bored Ape”の下落ぶりが、過去最悪レベルとなっている。ジャスティン・ビーバー（Justin Bieber）は、2021年1月に500ETH（当時で約130万ドル/約1億8,500万円）でBored Ape #3001を購入しているが、『Bitcoinist』によれば、現在の価値は30.5ETH（約59,000ドル/約840万円）。当初の価値の95％近くを失ったことに。

また、ステフィン・カリー（Stephen Curry）はBored Ape #7990を55ETH（当時約18万ドル/約2,560万円）で購入しているが、7月6日（現地時間）『OpenSea』上での最高入札価格は30.5ETH（約58,000ドル/約826万円）に、マドンナ（Madonna）が2022年3月に180ETH（当時約46万6,000ドル/約6,640万円）で購入したBored Ape #4988の最高入札額は、28ETH（約53,000ドル/約775万円）となっている。

しかし、2022年12月には、ジャスティン・ビーバーやマドンナを含む著名人の“Bored Ape Yacht Club”購入が、コレクションの価値を引き上げるための“やらせ（対価を払い、彼らに購入してもらっていた）”として投資家たちから集団訴訟を起こされていた。