英ロンドンで開催された HIROTTON x BEAMS T によるアートショーのオープニングに潜入

盛大な盛り上がりを見せた英『GOODHOOD』でのアートショー “KILLER DREAM”のオープニングパーティを『Hypebeast』が独占レポート

アート 
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6月15日〜25日(現地時間)、英イースト・ロンドンのセレクトショップ『GOODHOOD(グッドフッド)』にて、『BEAMS T(ビームスT)』の協力のもと、アーティスト HIROTTON(ヒロットン)のアートショー “KILLER DREAM”が開催された。このアートショーは『BEAMS T』の海外進出第1弾にあたる記念すべきプロジェクトであり、何よりHIROTTONにとって“第2の故郷”とも言えるロンドンでの初の本格的なエキシビジョンとなる(*開催前に行った両者へのインタビュー記事はこちら)。そのような背景もあり、今回のプロジェクトへの思い入れは3者とも深く、昨年より時間をかけて入念に準備を進めてきた。我々『Hypebeast』は、本アートショー初日に行われたオープニングパーティへ潜入。当日実際に現地へ足を運んだ方も、そうでない方も、パーティの様子を切り取った写真とともに、現地のヴァイブスをぜひ感じてほしい。

6月15日、アートショー初日の朝を迎えた『GOODHOOD』のウィンドウには、“KILLER DREAM”のメインビジュアルのポスターや会期中に販売されるTシャツがディスプレイされ、オープンニングへの準備は万全。店内の壁面にはHIROTTONが今回のために描き下ろしたキャンバス作品8点とドローイング作品30点、立体作品1点が独自の展示方法で掲げられており、そのシチュエーションも相まって、それぞれの作品からいつもより強いパワーを感じることができる。

イベント開始時刻の18:00前から、店の外には既に多くの人々が列をなし、オープンへの期待を煽る。パーティが始まるや否や、店内やショップ前の通りはすぐさま人で溢れかえることに。会場にはHIROTTONの友人である現地のスケーターたちや『GOODHOOD』クルー周りの人々、ロンドンのアパレル関係者、そして現地在住の日本人や今回のショーのために渡英したファンなどが来場。パーティ中は現地を拠点に活動するミュージシャン/プロデューサーの小袋成彬がDJを担当し、まだ世に出ていない未発表曲なども特別に披露。彼のセレクトした心地良い音楽が流れる中、来場者は作品をじっくり鑑賞したり、音楽に身を委ねて踊り続けるなど、それぞれが思い思いの時間を過ごした。会場の雰囲気も後押ししてか、アート作品やグッズの売れ行きも好調。Tシャツを買ったファンがそのままHIROTTONにサインを書いてもらうなど、当日ならではの特別なサプライズも。HIROTTONはファンから撮影のリクエストに応じたり、来場者に挨拶するなど常に対応に追われていたが、終始ご機嫌でこの時間を楽しんでいるようだった。

パーティにはスケーターやアート、アパレル、メディア関係といったさまざまな職種の人々200名以上が来場。集まった皆がHIROTTONの凱旋を祝福するかように、会場にはピースフルな空気が流れ、オープンからクローズまで終始大きな盛り上がりをみせた。なお、ロンドンでの成功を受けて、今回のアートショーの日本版が『ビームスT 原宿』にて今年8月に開催決定。詳細については後日正式に発表されるとのなので、情報解禁までお楽しみに。最後に、ロンドンでのアートショーを終えたHIROTTONのコメントで、このレポートを締めくくりたい。

自分が絵を描くきっかけにもなったロンドンという地で今回のような個展を開催できたこと、また何より予想以上の来場者と約10年ぶりに会う現地の友人たちに展示を観ていただけたことが非常に嬉しく、また感慨深く思っています。
今回の個展には大きな思い入れがあり、時間をかけて新作キャンバス作品を製作してきました。おかげさまで万全の態勢で納得のいく個展が開催できました。企画していただいたBEAMS T、またウェルカムな態勢で協力していただいたGOODHOODにこの場を借りて大きな感謝を伝えたいです。

今回の展示が自分の中で一つの節目となり、今後の活動に影響することは間違いありません。
長いようで短い夢の時間、KILLER DREAMはつづく。

HIROTTON

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