今秋発売の TOYOTA 新型 クラウンスポーツの開発車両を見て、触って、走った！
新型クラウン4兄弟の、一番のやんちゃっこ “クラウンスポーツ（CROWN SPORT）”の開発車両が公開された
多様性の時代に呼応するように、現在発表されている「TOYOTA（トヨタ）」の新型 クラウン（CROWN）は4種類。“クラウンクロスオーバー”、“クラウンスポーツ”、“クラウンセダン”、“クラウンエステート”というラインアップだ。このなかで販売を開始しているのは、クラウンクロスオーバーのみで、今回、2023年秋発売予定のクラウンスポーツの開発車両が、富士スピードウェイのショートサーキットにて公開された。
クラウンスポーツの原動機は、HEV（ハイブリッド）とPHEV（プラグインハイブリッド）の2種類。現在発売中のクラウンクロスオーバーは、ハイブリッド車のみのため、新型クラウンでは初となるプラグインハイブリッド車の登場だ。気になる価格やエンジンの大きさは、まだ未公開。
このクラウンスポーツのスタイリングの特徴は、おもに3つある。タイヤが21インチと大径で逞しさがあること。ホイールベースが2770mm（新型クラウン内最短）で小回りが効くこと。そして、後部ドアにかけてフォルムが盛り上がり、筋肉質であることだ。実際の車両は、想像以上に流れるようなフォルムで、クラウンスポーツのどこを輪切りにしても同じにならないのではないか、と思うぐらいにスタイリッシュだった。
『hypebeast』編集部は、実際に、10分程度の試乗枠をもらった。ほんの少しの試乗であったが、タイヤ幅が広いためグリップ力が高く、ホイールベースが短いためよりキビキビと曲がる。そんな気がした。
『Hypebeast』チーム全員でも乗ってみた。乗車した人全員、“おぉ”っとワクワクできる感じがあった。聞けば、トヨタ・86（ハチロク）みたく運転者のみが楽しめるようではなく、乗車定員5人すべてが楽しめる設計を心がけたとういう。アシンメトリーにデザインされた助手席前のインパネデザインからは、とくにその意図は汲み取れた。
俊敏でスポーティで、セクシーなくびれもあるSUVなクラウン クラウンスポーツ。しかし、こんなにクラウンが若々しくなって大丈夫？と思ったが、この秋に第3弾として発売される“クラウンセダン”が、ザ・ジェントルマン用として控えている。
