英 Nothing が初のアパレルラインをローンチ
「仕事が終わってもまだ着ていたいワークウェア」をコンセプトに、第1弾として半透明のコートとキャップが登場




英国発のコンシューマー・テクノロジー・ブランド「Nothing(ナッシング)」が、初となるアパレルラインをローンチした。
2020年にロンドンで設立された「Nothing」は、クリア素材を使用したユニークなデザインのワイヤレスイヤホン ear (1)を皮切りに、スマートフォン Phone (1) 、 Ear(stick) 、Ear (2) 、Phone (2)といった製品を次々に生み出し、瞬く間に世界中から注目される存在に。また、先述のPhone (1) は『TIME』誌の「Best Inventions of 2022(2022年の最も優れた発明品)」に選出されており、彼らの生み出すプロダクトはその機能と優れたデザイン性が高く評価されている。同社は最先端のデザインとユーザーインターフェースの革新を通じて、現在の若い世代のクリエイティブな人々のためにオルタナティブなエコシステムを創造していると言えるだろう。
そんな「Nothing」による初のアパレルライン “Nothing Apparel”は、「仕事が終わってもまだ着ていたいワークウェア」がコンセプト。同社の耐久基準をクリアするデザイン、品質を重視したワードローブの定番作りを目標に、テクノロジーに敏感な10代ユーザーと共にデザインのコンセプトを固め、制作を進めたという。
今回のDrop 1では、トランスペアレントLABコート(29,800円)とトランスペアレントキャップ(6,000円)の2型がラインナップ。前者は1970 年代に「IBM」のファクトリーで実際に着用されていた白衣から着想を得ており、100%ナイロン透明リップストップ生地を使用し、ポケットの中に入れたものも外側から透けて見えるデザインがユニーク。キャップも同素材が採用され、コートとの相性も抜群だ。どちらも「Nothing」創業時からのデザイン理念を体現し、デザイナーやエンジニアのユニフォームになりうるアイテムとなっている。
“Nothing Apparel” Drop 1は、現在「Nothing」の公式オンラインストアにて販売中。